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バイク免許の種類

更新日:2024年8月28日

バイク免許の種類は時代の流れと共に変化を重ねており、現在7種類のバイク免許が設けられています。大きくは、総排気量によって分類されており、そこからMTとATに分けられています。(原付を除く)

そのため「乗りたいバイクはあるけど、どの免許を取ればいいの?」「結局、どの免許を取れば何が運転できるの?」といった、疑問を抱かれる方がいらっしゃいます。

ここでは、バイク免許の種類と各免許で運転できるバイクについて解説しております。バイク免許の取得を検討している方は、参考にしていただければと思います。

バイク免許の種類

バイク免許には、以下の7種類があります。気になる免許をタップしてください。

  1. 1.原付免許
  2. 2.普通二輪小型限定免許
  3. 3.普通二輪AT小型限定免許
  4. 4.普通二輪免許
  5. 5.普通二輪AT限定免許
  6. 6.大型二輪免許
  7. 7.AT限定大型二輪免許

原付免許

項目 注意事項
運転可能範囲 総排気量50㏄以下のバイク
高速道路の通行 不可

※高速道路は、高速自動車国道と自動車専用道路を示します。

免許取得条件

年齢:満16歳以上
視力:両眼0.5以上
色別:赤、青、黄色の色別ができる
聴力:10mの距離で90dbの警音器の音が聞こえる
身体:運転に支障を及ぼす障がいがないこと

※視力:眼鏡、コンタクトの使用可
※視力:片眼が見えない場合、他眼の視野が左右150度以上で視力が0.5以上
※聴力:補聴器の使用可
※身体に不安のある方は、免許センターの相談窓口で相談できます。   

原付について

原付免許を取得すると、総排気量50cc以下のバイクを運転できるようになります。

原付は、車両自体がコンパクトなので、マンションやアパートなどの駐輪場の利用がスムーズになります。また、車両の重量も軽いので、扱いやすくなっています。
年間維持費も他のバイクに比べて安価となっております。そのため、学生から高齢者まで幅広く利用されています。

しかし、法定速度が30km/hと低く、二段階右折などの原付特有の法令があるため、安全に運転するためには正確な法令の理解が必要です。また、車両がコンパクトなため、他の自動車から見落とされやすい等の危険性もあります。原付を運転する際には、これらの点を十分に注意し、安全運転を心がける必要があります。

普通二輪小型限定免許

バイク免許 小型二輪
項目 注意事項
運転可能範囲 総排気量が50㏄を超えて125㏄以下のバイク
高速道路の通行 不可

※高速道路は、高速自動車国道と自動車専用道路を示します。

免許取得条件

年齢:満16歳以上
視力:両眼0.7以上かつ片眼0.3以上
色別:赤、青、黄色の色別ができる
聴力:10mの距離で90dbの警音器の音が聞こえる
身体:運転に支障を及ぼす障がいがないこと

※視力:眼鏡、コンタクトの使用可
※聴力:補聴器の使用可
※身体に不安のある方は、免許センターの相談窓口で相談できます。   

小型二輪について

普通二輪小型限定免許を取得されると、排気量が50ccを超えて125cc以下のバイクに乗ることができます。

現在、小型二輪免許は人気が高まっています。これは、小型二輪のデザイン性と性能が向上しているからだと考えられます。以前は、デザイン性が乏しいだけでなく、パワーに関して脆弱な部分がありました。

小型二輪は、排気量が小さいため、燃費が良く、保険料などを含めた維持費が安いというメリットがあります。また、小回りが利くので、街乗りに最適です。
運転に関しては、車体が軽いことからスムーズな取り扱いが可能です。原付と違って、法定速度は自動車と同じであり二段階右折の必要もありません。

小型限定免許を取得された後で、400㏄のバイクを運転したい場合は、小型限定解除を行うことで運転できるようになります。

普通二輪AT小型限定免許

バイク免許種類 小型二輪AT限定
項目 注意事項
運転可能範囲 総排気量が50㏄を超えて125㏄以下のATバイク
高速道路の通行 不可

※高速道路は、高速自動車国道と自動車専用道路を示します

免許取得条件

年齢:満16歳以上
視力:両眼0.7以上かつ片眼0.3以上
色別:赤、青、黄色の色別ができる
聴力:10mの距離で90dbの警音器の音が聞こえる
身体:運転に支障を及ぼす障がいがないこと

※視力:眼鏡、コンタクトの使用可
※聴力:補聴器の使用可
※身体に不安のある方は、免許センターの相談窓口で相談できます。   

小型二輪AT限定について

普通二輪AT小型限定免許を取得すると、排気量が50ccを超えて125cc以下のAT限定バイクに乗ることができます。小型二輪免許を取得する人の約85%はAT限定で取得しています(当校の場合)。そのため、小型二輪というと「スクーター」をイメージする人が多いです。

AT限定小型二輪免許が人気を集めている理由は、原付並みの利便性を残しつつ、パワフルな走行が可能な点です。車体の大きさが原付と同等またはやや大きい程度なので、置き場の確保が容易です。そのため、通勤で利用する人が多くいます。また、法定速度は自動車と同じであり、二段階右折の必要もありません。そのため、長距離の通勤も快適です。

AT限定小型二輪免許は、初心者からベテランまで幅広い人におすすめの免許です。興味のある方は、ぜひ取得を検討していただければと思います。

但し、次の点に注意しなけれななりません。小型二輪AT限定車は、小回りが利き、速度も出しやすいので、渋滞のすり抜けや強引な車線変更をしてしまいがちです。そのため、交通事故につながるケースがあります。交通法令を守り、マナーを守った運転を行うことが大切です。

因みに、AT限定小型二輪免許を取得された後に、400㏄(MT)のバイクを運転したい場合は、AT小型限定の解除を行う事で、運転できるようになります。

限定解除

普通二輪小型限定免許(AT限定含)を取得後、普通二輪を運転されたい場合は、限定解除をすることで運転できるようになります。最初から、普通二輪が不安な方は、小型二輪免許から取得されてもいいかもしれません。

普通二輪免許

バイク免許種類 普通二輪
項目 注意事項
運転可能範囲 総排気量が125㏄を超えて400㏄以下の二輪車
高速道路の通行 可能

※高速道路とは、高速自動車国道及び自動車専用道路を示します。

免許取得条件

年齢:満16歳以上
視力:両眼0.7以上かつ片眼0.3以上
色別:赤、青、黄色の色別ができる
聴力:10mの距離で90dbの警音器の音が聞こえる
身体:運転に支障を及ぼす障がいがないこと

※視力:眼鏡、コンタクトの使用可
※聴力:補聴器の使用可
※身体に不安のある方は、免許センターの相談窓口で相談できます。   

普通二輪について

普通二輪免許を取得すると、総排気量が50ccを超えて400cc以下のバイクを運転できるようになります。普通二輪免許は、「中免」とも呼ばれており、250ccや400ccのバイクが運転できるため、バイク免許の中で最も人気のある免許です。ツーリングから通勤まで幅広く利用でき、ラインナップも豊富な所が人気の秘密です。

普通二輪免許には、「重そう」「足が届きそうにない」「難しそう」など、ネガティブなイメージから免許取得を断念されている方も多くいらっしゃいます。

しかし、現在のバイクは技術革新により、ネガティブな部分が改善されています。車重は軽くなり、足つきも向上していることから、スムーズに免許を取得される方が増えています。

技術革新が進み、バイクの安全性は高まっています。以前であれば、急ブレーキで転倒するような操作でも、ブレーキやフロントフォークなどの性能向上により転倒を免れる事もあります。しかし、バイクを安全に走行させるのは「人」です。性能が向上しても、扱い方によっては、交通事故となる場合があります。

「気を付けて乗る」。これが、安全運転に最も必要な事になります。

普通二輪AT限定免許

バイク免許種類 普通二輪AT限定
項目 注意事項
運転可能範囲 総排気量が125㏄を超えて400㏄以下のバイク
高速道路の通行 可能

※高速道路とは、高速自動車国道と自動車専用道路を示します

免許取得条件

年齢:満16歳以上
視力:両眼0.7以上かつ片眼0.3以上
色別:赤、青、黄色の色別ができる
聴力:10mの距離で90dbの警音器の音が聞こえる
身体:運転に支障を及ぼす障がいがないこと

※視力:眼鏡、コンタクトの使用可
※聴力:補聴器の使用可
※身体に不安のある方は、免許センターの相談窓口で相談できます。   

普通二輪AT限定について

普通二輪AT限定免許を取得すると、総排気量が125ccを超えて400cc以下のAT限定のバイクを運転できるようになります。最近では、150cc、300cc、350ccなど様々な排気量のAT限定二輪(ビックスクーター)が幅広くラインナップされているため、購入のの選択肢が広がっています。

MTに比べて車重が重いだけでなく、特徴的な運転姿勢となるため、不安定になりやすいバイクです。
クラッチがないため、操作が容易なイメージを持たれやすいですが、渋滞時などの低速走行が苦手です。

一方で、荷物を入れるスペースがあるため、買い物などに非常に適しています。更に、キーレス、USB充電などが装備されており、利便性が高いバイクになっています。

大型二輪免許

バイク免許種類 大型二輪免許
項目 注意事項
運転可能範囲 総排気量が400㏄を超えるバイク
高速道路の通行 可能

※高速道路は、高速自動車国道と自動車専用道路を示します

免許取得条件

年齢:満18歳以上
視力:両眼0.7以上かつ片眼0.3以上
色別:赤、青、黄色の色別ができる
聴力:10mの距離で90dbの警音器の音が聞こえる
身体:運転に支障を及ぼす障がいがないこと

※視力:眼鏡、コンタクトの使用可
※聴力:補聴器の使用可
※身体に不安のある方は、免許センターの相談窓口で相談できます。   

大型二輪について

大型二輪免許は、バイク免許の中で最高峰であり、多くのライダーの憧れの免許です。

大型二輪免許を取得すると、総排気量が400㏄を超えるバイクを運転できるようになります。現在、販売されている大型二輪のラインナップは、500cc、600cc、750cc、900cc、1000ccなど種類が豊富なので、自分に合ったバイクを見つけやすくなっています。

大型二輪といえば、「難しそう」というイメージが強いですが、車重を軽くして、パワーを抑えるなど、扱いやすいバイクが増えています。特に、車重が軽くなったことで、バランスが取りやすくなり、余裕を持って操作ができるようになりました。それだけでなく、取り回しがスムーズに行えるようなったため、大型二輪免許取得のハードルが下がり、免許取得を希望される方が増えています。

パワーが抑えられていると言っても、大型二輪なので普通二輪比べてパワーがあります。そのため、思わぬ事故に繋がる可能性があるので、繊細な操作が必要になります。また、速度が出やすいため、周りのドライバーが気づく前に追いついてしまうことがあります。そのため、不意な車線変更、とび出しなど他車(者)の動きに注意した運転が必要になります。

大型二輪AT限定免許

項目 注意事項
運転可能範囲 総排気量が400㏄を超えるATバイク
高速道路の通行 可能

大型二輪AT限定免許を取得されると、総排気量が400㏄を超えるATのバイクを運転できるようになります。
以前は「上限が650㏄」まででしたが、2019年12月の法改正により上限が撤廃されています。これにより、MTとATが選択できるようなモデルをメーカーが販売するようになりました。

AT限定免許は、ATのみ運転可能です。ご自身が乗りたいバイクがATで運転可能であるのかを確認するようにしましょう。

免許取得条件

年齢:満18歳以上
視力:両眼0.7以上かつ片眼0.3以上
色別:赤、青、黄色の色別ができる
聴力:10mの距離で90dbの警音器の音が聞こえる
身体:運転に支障を及ぼす障がいがないこと

※視力:眼鏡、コンタクトの使用可
※聴力:補聴器の使用可
※身体に不安のある方は、免許センターの相談窓口で相談できます。   

選び方

バイク免許の種類について記載させてもらいましたが、どの免許を取得するかは、利用方法に応じて決めるのも1つです。例えば、通勤だけで利用したい場合は、小型二輪免許になります。通勤だけでなくツーリングも楽しみたい方は、普通二輪免許を取得されると良いと思います。とにかくバイクを楽しみたい方は、大型二輪免許がオススメになります。

バイク免許は「取りたい」と思った時が、取得時機のタイミングです。この契機を逃すと、しばらく取得する意欲を失う方が多くいらっしゃいます。そこから一定の時間が経過してから、取得熱が再燃することで免許を取得されています。そのような方が仰られているが「早く取得しておけば良かった」という言葉です。

こういったことからも「取りたい時に取る」ことが、オススメであると言えます。

免許取得コラム

Vol.1 いきなり大型二輪免許は取得できない?

Vol.2 小型二輪のメリットとデメリット

Vol.3 バイク免許は女性には難しい?

Vol.5 限定解除を考える

Vol.6 バイクの維持費ってどの位?

Vol.7 冬のバイクは厳しい?

Vol.8 バイクの二人乗りってどうなってるの?

Vol.9 そもそもバイク免許のメリットって何?

Vol.10 バイク免許は、どの位の期間でとれるのか?

Vol.11 バイク免許を取得する不安を解消します!

Vol.12 大学生にバイク免許を勧める理由5選

Vol.13 夏のバイク免許教習ってどうなの?

Vol.14 バイク免許はマニュアルとオートマどっちがいい?

Vol.15 バイク免許に運動神経は必要?

Vol.16 バイク免許取得後の変化とは?

Vol.17 バイク免許のステップアップってどうなの?

Vol.18 雨のバイク教習ってどうなの?

Vol.19 働きながらのバイク免許取得は難しい?

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