夏のバイク免許教習ってどうなの?
更新日:2024年12月13日
ロイヤルドライビングスクール広島では、夏本番に差し掛かると、バイク免許取得を希望されるお客様は、少なくなります。その原因としては、やはり「暑さ」「自動車学校の混み具合」などが考えられます。
確かに、真夏にバイク免許を取得するのは「きつい」と思われるのが自然です。しかし、少しの工夫で「きつさ」を軽減できる方法があります。ここでは、真夏にバイク免許を取得しやすくする工夫と注意点について記載しておりますので、参考にしていただければと思います。
気温対策
気温
炎天下でのバイク運転は、暑くてしんどいです。走行中に関しては、風が当たるため、涼しさを感じることもありますが、停止している間は、暑くなりやすいです。教習においては、停止する場面が幾つかあるため、暑さを感じる場面は多くなると思います。
そこで、私どもがお客様にオススメしているのが、受講時刻と受講間隔です。
受講時刻とは、教習を受ける時刻のことです。真夏であれば、9:00~11:00と17:00~21:00に受講されることをオススメしています。当校の場合、午前中はコースの2/3程度が影になるだけでなく、コースに海からの風が吹いてくるので、涼しさを感じられると思います。
受講間隔
受講間隔とは、1日で受講する技能教習の間隔を空けることです。技能教習は、1段階で1日2時間まで、2段階で1日3時間まで(3時間連続は不可)受講することができ、2時間連続で教習を受講することが可能です。午前中、夕方以降の技能教習であれば、連続で技能教習を受講しても大丈夫かもしれませんが、昼間に連続で技能教習を受講すると、熱中症のリスクが高くなります。
そこで、昼間に技能教習を受講される場合は、連続で受講するのではなく、時間を空ける(1時間以上)ようにアドバイスをしています。また、時間を空けてもしんどい場合は、1日1時間の受講を勧めています。
バイク免許取得を、お考えの方や教習中の方は、1時間の受講した後で、ご自身の体調変化などをみてから、受講間隔を検討されることをオススメします。
体調管理
夏にバイク教習を受講される際の重要なポイントが体調です。過去には、体調が良くないにも関わらず教習を受講して、熱中症になった方もいらっしゃいます。体調が優れない場合は、受講を控えるようにしましょう。但し、教習中に体調が悪くなることもあります。こういったことにならないように、下記のことに注意しましょう。
・技能教習の前日は、睡眠を十分に取りましょう。
・技能教習前は、充分な水分補給を行いましょう。又、教習修了後も水分補給しましょう。
・教習中の水分補給は、指導員に遠慮なく伝えて下さい。
・バイク教習の服装は、通気性のよい物にしましょう。
上記の中でも、服装は重要です。バイク教習は、長袖、長ズボン、手袋、ヘルメット、プロテクター着用が必須です(教習中の怪我を防止するために、着用することが必要)。そのため、通気性の良い服装を心がけましょう。
水分補給については、一般的に熱中症対策で用いられる飲料を補給しましょう。
混み具合
8月は、自動車学校が繁忙期になるシーズンです。学生の方が休みに入ることから、普通免許の取得希望者が増えます。そのため、指導員が普通車の教習に入る時間が多くなります。そうなると、必然的にバイク教習に入る指導員が少なくなり、予約が取りにくい状況が発生します。
こういった状況の中で、重要となるのが自動車学校の指導員数と教習車の台数になります。指導員と教習車が多い自動車学校であれば、バイク教習に入る指導員数が一定数確保できるため、繁忙期であっても技能教習が進めやすくなります※。
※進めにくい場合もございます。
最後に
夏の教習は、暑さによる体調変化に注意して受講する必要があります。特に、夏の時期にバイク免許を希望して、ご入校される方の多くは「秋口にバイクでツーリングに行きたい」「まとまった休みで取得しておきたい」など、お客様の中で期限を設けている方がいらっしゃいます。期限を設けられている方は、無理をして教習を進められる場合があります。無理をせずに、余裕のある教習計画で進めていただくことが重要です。
私共の経験の中では、1週間に1回だけ乗車される方もいらっしゃれば、1週間に6回乗車される方もいらっしゃいました。ただ皆様が口にされるのは「体調を考えて進めてます」という事です。
夏のバイク教習は、自分のペースに応じて教習を受講するように注意しましょう。
ロイヤルドライビングスクール広島では、お客様係を設置しておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。