夏のバイク免許教習ってどうなの?
更新日:2024年2月26日
ロイヤルドライビングスクール広島では、夏本番に差し掛かると、バイク免許を希望されるお客様は、少なくなってきます。その原因を調べてみると、やはり「暑さ」「自動車学校の混み具合」などから、足踏みしてしまう方が多いようです。
確かに、真夏にバイク免許を取得するのは「きつい」と思われるのが自然です。しかし、少しの工夫で「きつさ」を軽減できる方法もあります。そこで、ここでは真夏にバイク免許を取得することの注意点と工夫について記載していきます。
気温対策
まずは、気温です。
正直に申し上げて、炎天下でのバイク運転は暑いです。走行中は、風が当たるため、そこまでではありませんが、停止中は暑いです。教習では、停止する時間があるため、暑さを感じる場面は多くなると思います。
そこで、私どもがお客様にオススメしているのが、乗車時刻と乗車間隔です。
乗車時刻とは、教習を受ける時刻になります。真夏にオススメしている乗車時刻は、9:00~11:00と17:00~21:00になります。当校の場合、午前中はコースの2/3程度が影になる上、海に近いことから風が吹いてくれます。そのため、午前中は、教習を受けやすい時刻になります。
次に、乗車間隔です。
乗車間隔とは、1日で受講する教習の間隔を空けることです。技能教習は、1段階で1日2時間迄、2段階で1日3時間迄(3時間連続は不可)乗車することができます。そのため、2時間連続で教習を予約することが可能になります。午前中、夕方以降の教習であれば2時間連続でも大丈夫かもしれませんが、昼間の2時間連続教習は、熱中症になる可能性が高くなります。そこで、当校の場合は、昼間に教習を受講される場合は、2時間連続で乗車するのではなく、1時間以上は、時間を空けるようにアドバイスしています。又、1日1時間だけの乗車に留めている方もいらっしゃいます。
現在、免許を取得をお考えの方、教習中の方は1時間、乗車した後にご自身の体調変化などを掴んでから、乗車間隔を検討されると良いと思います。
体調管理
夏の教習を受講される上で重要なポイントが体調です。過去には、体調不良であるものの乗車されて、熱中症になった方もいらっしゃいます。体調が優れない場合は、乗車を控えるようにしましょう。但し、教習中に体調が悪くなることもあります。こういった事にならないように、下記のことに注意しましょう。
・教習の前日は、睡眠を十分に取りましょう。
・教習前は、充分な水分補給を行いましょう。又、教習修了後も水分を補給しましょう。
・教習中の水分補給は、指導員に遠慮なく伝えて下さい。
・バイク教習の服装は、通気性のよい物にしましょう。
この中でも、服装は重要です。バイク教習は、長袖、長ズボン、手袋、ヘルメット、プロテクター着用が必須です(教習中の怪我を防止するために、着用することが必要)。そのため、通気性の良い服装することが重要です。
水分補給については、一般的に熱中症対策で用いられる飲料を補給しましょう。
混み具合
8月は、自動車学校が繁忙期になるシーズンです。学生の方が休みに入ることから、普通免許の取得希望者が増えます。そのため、指導員が普通車の教習に入る時間が多くなります。そうなると、必然的にバイク教習に入る指導員が少なくなり、予約が取りにくい状況が発生します。
こういった状況の中で、重要となるのが自動車学校の指導員数と教習車の台数になります。人数と台数が多い自動車学校であれば、バイク教習に入る指導員数が一定数確保されているため、繁忙期であっても進めやすくなります※。
※それであっても、進めにくいことがござます。
最後に
夏の教習は、暑さと体調に注意をして受講する必要があります。特に、夏の時機にバイク免許を希望して、ご入校される方の多くは「秋口にバイクでツーリングに行きたい」「まとまった休みで取得しておきたい」など、お客様の中で期限を設けている方がいらっしゃいます。期限を設けられている方は、無理をして教習を進められる場合があります。無理をせずに、余裕のある教習計画で進めていただくことが重要です。
私共の経験の中では、1週間に1回だけ乗車される方もいらっしゃれば、1週間に6回乗車される方もいらっしゃいました。ただ皆様が口にされるのは「体調を考えて進めてます」という事です。
夏のバイク教習は、自分のペースに応じて教習を受講するように注意しましょう。
ロイヤルドライビングスクール広島では、お客様係を設置しておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。