働きながらのバイク免許取得は難しい?
更新日:2024年9月13日
バイク免許取得を考えたとき、様々な諸課題があると思います。
その中で、時間や教習の間隔が空いてしまうことを、気にされる方が多くいらっしゃいます。特に社会人の方は「働きながら自動車学校に通える時間はあるのか?」「休日を利用して免許取得できるのか?」「感覚が鈍ると怖い」といった部分を悩まれており、そういったご相談をお受けすることがあります。
ここでは、実際に通われている社会人の方を例にあげながら、指導員の教習に関する実体験を交えながら、どのようにバイク免許を取得されているのかを、ご紹介いたします。
通える時間の確保が心配
教習を受講できる時間に関しては、自動車学校の時間割とお客様の仕事が終わる時間が重要です。
仕事終わりで間に合う時間帯に教習を開始する自動車学校であれば、必然的に仕事終わりで教習を受講することが可能となります。しかし、間に合わない場合は休日などを利用して教習を受講する形になります。
当校に通われている社会人の方は、仕事終わりで教習を受講する、ひと月の中で早く帰れる日を狙って受講する、休日のみで受講する、のいずれかに該当します。当然、仕事終わりと休日で受講される方もいらっしゃいますが、概ね上記のいずれかに該当される方が大半です。
仕事の終業時間が安定している方であれば、比較的スムーズに教習を受講することが可能ですが、終業時間が日々で変わってしまう方、休日だけで通われる方は、教習を受講する間隔が空いてしまう可能性が高くなります。
間隔が空いても感覚は大丈夫なの?
仕事をしながらの場合、教習を毎日受講されることは難しいと思います。そのため、教習を受講する間隔が空いてしまい、感覚が鈍ってしまうことを心配されるかもしれません。
この部分に関しては、余り心配する必要は無いと考えています。その理由としては、教習開始直後は「ウォーミングアップ走行」として、基本操作の復習を兼ねて体を慣らす時間を設けるからです。この時間を利用して、感覚を思い出していくので、鈍っていたとしても取り戻すことができます。
但し、教習が空いている期間でイメージトレーニングを行うことが重要です。イメージトレーニングをされた方とそうではない方を比較した場合、感覚を取り戻すまでの時間は歴然です。
ウォーミングアップ走行とイメージトレーニングを行っていただければ、1週間~2週の間隔が空いたとしても、感覚に関する部分は、概ね解決できる可能性が高いです。
バイクの教習はしんどくないの?
バイクの運転は、全身運動に例えられるほど体を使います。そのため、体力の消耗に関しては否定できません。
しかし、体力の消耗に関しては、教習が進む中で軽減されていきます。これは、教習が進む中で徐々に体が慣れていき、安定的な操作が行えるようになるからです。
実際に、大半のお客様が1日2時間乗車されており、スムーズに教習が進んでいることからも「しんどさ」を感じることは少ないようです。
体力に自信のない方は、1日1時間で乗車されると良いと思います。1時間であれば体力の消耗を抑えることができる上、教習内容の理解がスムーズになる可能性が高くなります。
まとめ
働きながらバイク免許を取得することは、一見すると難しく感じられるかもしれませんが、当校にバイク免許でご入校されるお客様のうち、約80%が社会人であることから、難しく考えすぎる必要はないと考えます。
確かに「仕事終わりは疲れている」「休日は休みたい」「時間の確保が難しい」など、社会人特有の悩みはあると思います。しかし、そういった悩みを吹き飛ばしてくれる位の魅力がバイク免許にあると思います。
実際に、バイク教習に通われている殆どのお客様が「成長を実感した」と、仰っています。社会人になると、成長実感を感じる場面は、数多くないと思います。こういった体験ができることも、バイク免許の魅力の1つです。