バイク免許は、どの位の期間で取得できるのか?
更新日:2024年6月1日
バイク免許を取得できるまでの期間は、お客様のスケジュール、自動車学校の混雑状況、教習時間割(自動車学校の営業時間)などによって変わります。
ここでは、指定自動車学校を利用した場合のバイク免許取得期間について掲載しています。
平均取得期間
当校をご卒業されたお客様の平均取得期間は、以下のようになります。
車種 | 期間 |
普通二輪 | 約1ヶ月半 |
大型二輪 | 約1ヶ月 |
※普通二輪は普通車免許保有の方、大型二輪は普通二輪免許保有の方で調べています。
平均としては、概ね上記のようになりますが、早い方であれば、普通二輪、大型二輪ともに約2週間前後となり、遅い方であれば、約2ヶ月~3ヶ月と、お客様によって免許取得期間に差が生じています。
これは、自動車学校に通える頻度(以下、来校頻度)が大きく関係しています。1週間に3回~5回程度で通えるお客様と、1週間に1~2回程度で通えるお客様では、卒業までの期間が大きく変わる可能性があります。早く卒業されたい方は、来校頻度を多くすることが必要です。
また、来校頻度以外にも幾つかのポイントがあるので、ご紹介させていただきます。
お客様のスケジュール
お客様のスケジュールとは「1週間の間でどの程度、通学できるか」ということになります。来校頻度が高いほど、早期取得が可能になります。まずは、1週間の来校頻度を計算してみると、免許取得までの期間が見えてくると思います。
来校頻度と同程度に重要となるのが、来校できる時刻です。後でも触れますが、自動車学校の教習は、教習開始時刻が自動車学校ごとに決められています。お客様が教習開始時刻に間に合わなければ、教習を受講することができないため、あらかじめ自動車学校の時間割を確認してみましょう。
取得期間の例(お客様別)
お客様別に、取得期間を比較してみます。
Aさん 普通二輪
Aさんは、中区で勤務されている会社員です。17:30に勤務終了後、19:10~と20:10~の教習を週3回のペースで受講して、約3週間でご卒業されました。残業がないため、確実に来校できる時間が解ることから、技能教習予約(以下、予約)をスムーズに取得できたことから、早期のご卒業に結びつきました。
Bさん 普通二輪
Bさんは、南区にある工場に勤務されている会社員です。勤務は18:00に終了なので、基本的には19:10~と20:10~の教習を受講されていました。しかし、残業がある場合、19:10~の教習に間に合わないことがありました。そのため、予約時間を平日20:10~に変更して週2回、土曜日か日曜日に2H乗車するように予約を取得されていました。この場合、週4H程度の乗車となり、約1ヶ月でご卒業されました。
このように、毎日のように来校しなくても、約1ヶ月前後でご卒業が可能になります。(予約取得がスムーズに行えた場合)
毎日、来校できる方は、普通二輪で9日間、大型二輪で6日間でご卒業可能です。(無補修等の場合、予約が取得できた場合)
当校では、バイク免許取得期間などに関する、疑問やご質問にお答えするために、お客様係を配属しておりますので、お気軽にご質問下さい。
自動車学校の状況
技能教習予約
技能教習を受講するためには、原則として技能教習予約(以下、予約)が必要になります。予約が必要な理由は、自動車学校の指導員数とバイク(教習車)の台数には限りがあるためです。つまり、お客様が予約されることで指導員とバイクを押さえるために、予約が必要となります。
上記のようなシステムであることから、指導員数が多く、バイクの教習車台数が多い自動車学校であれば、予約が取りやすくなります。(シーズン、混雑状況によって異なる場合があります)
尚、1日に乗車できる時間の制限は、1段階1日2時間、2段階1日3時間(3時間連続は不可)となります。
時間割
自動車学校は各学校ごとに、教習の開始時刻と終了時刻が決められています。また、1日に実施する教習の時限数(1日に実施する教習の回数)も決められています。教習開始時刻が遅ければ、仕事の終業が遅いお客様であっても通いやすくなります。また、1日に実施する教習時限数が多いほど、予約が取りやすくなります。
各自動車学校の教習開始時刻を調べてみると、バイク免許を取得できる期間の目安を計算することができます。
予約取得方法
予約を取得する方法は、自動車学校によって様々です。スマホから予約が取得できる学校もあれば、バイク免許の教習だけは、電話での対応という学校もあります。対応の違いは、バイク教習の特徴が大きく影響しています。
バイク教習の特徴
バイク教習の特徴として、複数教習というものがあります。複数教習とは、1人の指導員に対して、複数のお客様が割り当てられることを意味します。多くの学校では、1人の指導員に対して2人のお客様が割り当てられます(一部、例外あり)。複数教習では、複数のお客様が入れるため、予約が取りやすくなるというメリットがあります。しかし、教習の項目が異なるお客様(例えば、1段階の最初の方と最後の方)を同時に見ることは、現実的ではありません。
この課題を解決するために、指導員に割り当てるお客様は、概ね教習項目が同じ方を割り当てるように予約をコントロールする必要があります。
ネット予約が可能な自動車学校であれば、予約システムが割り当てをコントロールしています。電話で予約を取得する自動車学校の場合は、自動車学校スタッフが手動で予約を調整しています。こういった違いから、各自動車学校で予約の取得方法が変わります。
お客様が多い学校は、予約が取りにくいと思われるかもしれませんが、ご自身と同じ項目の方が先に予約をしていても、ご自身がペアで入れる場合は予約ができるので、意外に予約が取りやすくなるケースがあります。
免許センター
自動車学校を卒業しただけでは、免許を取得することはできません。卒業後は、免許センターに赴いて免許の交付を受けなければなりません。免許の交付は、平日の午前と午後の二部構成となっているため、平日に時間を作って交付を受ける必要があります。
※広島県の場合
教習期限
教習期限とは、自動車学校で教習を受けられる期限になります。バイク免許※では、教習を開始した日から9ヶ月となります。教習期限を過ぎてしまうと、これまで受けた教習が無効となりますので、教習期限内で教習を修了する必要があります。
※普通自動二輪(小型含)、大型自動二輪の教習になります。限定解除は、期限が異なりますのでご注意下さい。
ロイヤル広島の特徴
ロイヤルドライビングスクール広島は、在籍する指導員数、保有する教習の車台数は、県内トップクラス※1です。又、教習開始時刻は、平日であれば20:10~開始としており、お仕事帰りのお客様でも通いやすくしております。
技能教習の予約については、予約システムを導入していますので、専用アプリからスマホやPCで予約が可能です。
複数教習については、二輪専用時間帯という教習時間を週4回設けています。二輪専用時間帯では、1人の指導員に対して最大5人の教習生を割り当てることができるようため、お客様が教習予約を取りやすいようにしています。
但し、お客様の込み具合、予約取得時刻などによって、教習が進みにくいこともございますので、予めご了承下さい。
※1広島県指定自動車学校協会調べ