二輪免許(バイク免許)の取り方
はじめに
二輪免許(バイク免許)の取得を、お考えですか?
二輪免許(バイク免許)の取り方(原付を除く)は、他の自動車と同様に公安委員会から指定を受けている自動車教習所(自動車学校)で教習を受ける方法と、運転免許試験場で直接受験する(一発試験)方法があります。
ここでは、指定自動車教習所(自動車学校)で二輪免許(バイク免許)を取得する方法を御案内します。
※指定自動車教習所で卒業検定に合格した場合、本試験では技能試験が免除され、適性試験、学科試験(普通車免許所持の方は免除)に合格すれば免許が交付されます。
ここでは、二輪免許取得までの流れ、教習時間、教習内容の詳細について掲載しておりますので、教習に関する疑問などを解決する手助けにして頂ければと思います。
免許の種類と運転できる車両
バイクは排気量により原付、普通二輪小型限定、普通二輪、大型二輪の車種に分けられており、車種ごとに免許取得可能年齢、費用、所要時間などが異なります。
バイク免許の種類と、それぞれの免許で運転できるバイクの排気量は以下のようになります。
免許の種類 | 排気量 | ||
~125cc | ~400cc | ~400cc超 | |
普通二輪 | 〇 | × | |
AT限定 普通二輪 |
|||
大型二輪 | 〇 | 〇 | |
AT限定 大型二輪 |
|||
普通二輪 小型限定 |
〇 | × | |
普通二輪 小型AT限定 |
※ATが付く場合は、AT限定の車両のみ運転ができます。
取得したい免許を下記から選んでタップして下さい。 |
普通二輪免許
バイク免許の登竜門
普通二輪免許は、排気量が50ccを超え400cc以下の二輪車(バイク)が運転可能な免許です。
中免とも呼ばれる事が多いですが、正式名称は、普通自動二輪免許(以下、普通二輪免許)になります。二輪免許の中で最も人気のある免許であり、最近では、女性の方や40代~50代の入校生の方が増えています。
現在、新しい趣味として免許を取得される方、ツーリングに行きたくてバイク免許を取得される方が増えています。
教習の特徴
・普通二輪免許は、最短9日間で卒業可能です。
・教習車が軽くなり、扱いやすくなっています。

※1 普通車の免許を取得済の方で、普通二輪MTを取得される場合です。
※2 閑散期は、平日のみとなります。(当校の場合)
※3 ロイヤルは、(一社)日本ほめる達人協会認定の教習所です。
※4 休校日を除きます。(当校の場合)
教習車

「バイク免許を取りたい!」と思っても、「バイクを支えられる?」「足が着くかな?」「運転できるかな?」など、免許取得を考えた時、多くの不安を感じられる事もあると思いますが、重量、操作などの不安は、教習を進めていく中で払拭されていきます。
「足つき」について不安のある方は、実際に跨ってみてから御申込する事も可能ですので、お気軽にご相談下さい。
「バイクの重量」「足つき」については、下記リンクで詳しく説明しておりますのでご覧下さい。
教習時間(普通二輪MT)
現有免許によって、教習時間が異なります。
普通車以上の免許をお持ちの方

教習時限:技能教習17H 学科教習1H
卒業検定を含めると最短9日間(無補修の場合)で、ご卒業頂けます。
免許なし又は原付免許をお持ちの方

教習内容
教習は、学科教習と技能教習に分かれており、それぞれが一段階と二段階に分かれています。普通車免許を保有されている方は、学科教習が免除となります。
ここでは、技能教習の詳細について記載しています。
第一段階
第一段階では、基本的な走行を通じて基本操作を身に着ける練習を中心に行います。
取り回し・引き起こし
二輪免許(バイク免許)の教習は、バイクの取り回し(押して歩く)から始まります。続いて、引き起こし(バイクを起こす)、スタンドの掛け方、エンジンのON・OFF、運転姿勢、各種器具(ウインカー、ライト等)の説明と実践を行います。
バイクを起こす事(引き起こし)は、大変そうに見えますが ”コツ” を掴むと意外と容易にできるようになります!
引き起こしのポイント
運転姿勢
運転姿勢は、バイクを安全に余裕を持って走行させるために、重要な役割を果たします。
姿勢のポイントは、つま先、膝、腰、肘、肩、頭、手の7つがあります。それぞれが重要な役割を持っているため、正しい運転姿勢を身に着けるようにしましょう。
発進・停止・ギア操作
いよいよ動かす練習に入ります。発進と停止の練習では、アクセルの回し具合、クラッチの使い方(AT車であればアクセルのみ)から、ブレーキの掛け具合等の練習を反復的に行います。まずは、ゆっくり動かす練習から始めて、徐々にバイクに慣れていくようにします。
MT車は、ギアの変速操作手順を繰り返し練習します。
教習開始直後は、クラッチの操作や変速の操作に戸惑いますが、反復的に練習を行うので、次第に体が覚えるようになり、最終的に意識しなくてもスムーズに操作が行えるようになります。
内外周
外周、内周を使用して加速、減速、ギアチェンジ(MT車のみ)の練習を行い、基本操作に慣れていくようにします。
内外周は4つの直線とカーブせ構成されています。直線では、加速と減速、ギアチェンジの練習を行います。走行する速度は、お客様の状態を見ながら徐々に速くするようにします。カーブの曲がり具合は、初めての方でも曲がりやすくしてあるため、恐怖心も少なく、安定して曲がる事ができます。
基本操作が行えるようになると、スラローム、一本橋、クランク、Sコースといった、課題走行の練習に入ります。課題走行を練習では、バランスの取り方、半クラッチでの速度調節、小さく二輪を曲げる等、二輪車を安全に運転する上で、必要な技術を身に着けていただきます。
課題走行とは?
課題走行とは、二輪教習の特徴的な教習とり、課題走行を繰り返し練習しながら、アクセルワーク・クラッチワーク、運転姿勢、バランスの取り方など、二輪車の操作・感覚を身に着ける事ができます。
二輪車を安全で円滑な運転を行うためには、二輪車の操作や感覚が必要です。このように聞くと、「難しい」イメージを持たれるかもしれませんが、安定して課題走行が行えるようになると次第に身に着いていきます。
スラローム
直線状に並んだ(等間隔)大きなパイロンを左右交互に避ける課題となります。練習を通して、ハンドルや体を使って車体を傾けて曲げる感覚を身に着けていただきます。

onepoint
目標(見る所)を、大きいパイロンの間に定めます。後は、目標に向かってハンドルを動かす事で、自然に車体が傾いて曲がります。テンポよくハンドルを使うと、スムーズに曲がれるようになります。
最初は、傾ける事に怖さを感じる場合もありますが、意外と早く慣れる方が多いのがスラロームの特徴です。
スラロームのポイント
一本橋
線の手前で停止します。停止した後、発進して台に上がるようになります。台上での速度は、低速となるため、低速でバランスを取りながら走行するようになります。
一本橋での練習を通して、低速バランスの取り方などを身に着けていただきます。

onepoint
目標(見る所)が近いとバランスを崩しやすいので、下(台)を見ないで前を向くようにします。
低速でバランスを取るためには、ニーグリップ(膝でタンクを締める)と、ハンドルを小さく左右に振る事で車体が安定します。体を左右に振らない事がポイントです。(自転車でイメージ)
一本橋のポイント
クランク
屈折したコースを走行します。道路の幅が狭く、屈折しているため走行速度は、必然的に低速になります。
練習を通して、速度調節(曲がり具合に応じた速度)、低速での曲がり方、バランスの取り方を身につけていただきます。

onepoint
早めに”曲がり終わり”を、捉えてハンドルを動かします。ハンドルを使うときは、顔と体を向けるようにします。低速で曲げる場合は、クラッチを使用します(MT車の場合)。クラッチの使い方としては、曲がる前は握るようにして、曲がり終わりに向かって繋ぐ(離す)ようにします。
クランクのポイント
エスコース
8の字コースをS字状に走行します。カーブで構成されているため、走行速度は中低速になります。
練習を通して、中低速で車体をの曲げる方法、正しい運転姿勢を身に着けていただきます。

onepoint
目標(見る所)は、自車の反対側辺りを捉えるようにします。曲げる時は、目標に向かって、ハンドルを動かすようにします。ハンドルを使うときは、顔と体を向けるようにします。
課題の練習開始直後は、難しく感じるかもしれませんが、当校インスタラクターが責任を持って指導させて頂きます。
第2段階
2段階は、コース走行を中心に教習を行います。
コース走行は、一般道路を安全で円滑に運転できるようになる事を前提として、信号・標識等に従った走行、基本的な右左折方法、適切な進行判断などを身に着けていただきます。卒業検定は、コース走行を評価する形で行います。
法規走行
コース走行は、予め順路が決まっています。順路に関しては、事前に告知もあるため余裕を持って教習に入る事ができます。走行に関しては、法規に従った走行が中心となります。そのため、適切な合図の時機、効果的な安全確認、走行位置、安全な進行判断などを練習します。1段階で練習した課題走行は、引き続き練習を行います。
シミュレーター
シミュレーターを使用した教習が第二段階では、複数時間あります。
二輪教習は、路上教習を行わないため、危険場面の予測と危険回避、事故になりそうな状況の読み取り等、実践的な知識をシミュレーターを使用して身に着けていただきます。
学科教習
学科教習は、セット学科となります。1人~3人でディスカッション方式で行います。
急制動
指定された位置からブレーキを掛けて、指定された位置で停止します。その場合の速度も指定されます。
法規走行の見本
教習時間(普通二輪AT)
現有免許によって時間が異なります。
普通車以上の免許をお持ちの方

普通車以上の免許をお持ちの方は、技能教習13H 学科教習1Hとなります。卒業検定を含めると最短7日間(無補修の場合)で、ご卒業頂けます。
免許なし又は原付免許をお持ちの方

免許をお持ちでない若しくは、原付免許をお持ちの方は、技能教習15H 学科教習26Hとなります。
教習内容
教習内容は、MT車と同様になります。但し、AT車は車重が重い事に加えて、重心も高いため課題練習に関しては、難易度が高くなる傾向にあります。
御申込など
大型二輪免許
憧れの大型バイク!
実は、教習時間は短い⁉
大型二輪免許は、総排気量400ccを超えるもの、あるいは定格出力が20kWを超える二輪の自動車(バイク)が運転できる免許です。二輪免許の最高峰であり、憧れを抱かれる免許の1つです。
・大型二輪免許は、最短6日間で卒業できます。
・教習車が軽くなっており、扱いがスムーズです。

※1 普通二輪MT免許を取得されている方の場合です。
※2 閑散期は、平日のみとなります。(当校の場合)
※3 ロイヤルは、(一社)日本ほめる達人協会認定の教習所です
※4 全休日を除きます。(当校の場合)
教習車

※原則、NC750で教習と検定を行います。HARLEYのご乗車につきましては、該当時間になりましたら、指導員がご案内致します。
大型バイクは、「重そうで不安」「とにかく難しそう」といった、理由で免許取得を断念される方もいらっしゃいます。
しかし、大型バイクの技術革新が進んでおり、バイク自体の重量も非常に軽くなっており、足つきも向上しているため、以前に比べて免許取得がスムーズになっています。
大型バイクの重さ、教習内容などについては、以下のリンクで詳しく解説しています。
教習時間
現有免許によって、教習時間が異なります。
普通二輪免許をお持ちの方

教習時間:技能教習12H 学科教習は免除
卒業検定を含めると最短6日間(無補修の場合)で、ご卒業頂く事ができます。
普通車以上の免許をお持ちで普通二輪免許をお持ちでない方

教習時間:技能教習31H 学科教習1H
最短で14日間(※)で、ご卒業頂く事ができます。
※普通二輪AT限定、普通二輪AT小型限定、普通二輪小型限定免許をお持ちの方は、教習時間が上表と異なりますので、お問合せ下さい。
教習内容
第一段階
1段階は、基本操作が主な教習内容になります。
取り回し・引き起こし
大型二輪の取り回し、引き起こしを行います。車体が軽くなっているため、女性の方からバイクの運転が久しぶり方でも、取り回し・引き起こしがスムーズになっています。
発進・停止
発進、停止、変速操作を行います。概ねの操作は、普通二輪と変わりませんが、大型二輪になると力が強いので、基本的な部分から練習を始めます。
内外周
外周と内周で加減速を行うことで、車両に慣れるようにします。扱いやすい速度から徐々に慣らすようにします。
その後は、スラローム、一本橋、クランク、エス、波状路の課題走行を練習する中で基本操作のレベルアップを図ります。
課題走行
スラローム
直線状に並んだ(等間隔)大きなパイロンを左右交互に避ける課題となります。練習を通して、ハンドルや体を使って車体を傾けて曲げる事を身に着けて頂きます。

【onepoint】
目標(見る所)を、大きいパイロンの間に定めます。後は、目標に向かってハンドルを使います。アクセルワークは、車体を曲げる時は緩めて、曲がり終わりへ向けて少し回します(必要に応じて使います)。
一本橋
線の手前で一時停止後、発進して台にあがります。台上では、低速でバランスを取りながら走行する練習となります。練習を通して、低速でのバランスの取り方等を身に着けて頂きます。

【onepoint】
目標(見る所)が近いとバランスを崩しやすいので、前を向きます。大型二輪のポイントは、発進する速度、ニーグリップ、クラッチワーク、ハンドルでのバランス取りになります。
クランクコース
屈折したコースを低速で走行します。練習を通して、速度調節、低速での車体の曲げ方、バランスの取り方を身につけて頂きます。

【onepoint】
早めに”曲がり終わり”を、捉えてハンドルを動かします。ハンドルを使うときは、顔と体を向けるようにします。
Sコース
8の字コースを中低速でS字上に走行します。練習を通して、中低速での車体の曲げ方、正しい運転姿勢を身に着けて頂きます。

【onepoint】
カーブの反対側辺りを捉えます。曲げる時は、顔と体を向けるようにハンドルを動かします。
波状路
不等間隔に並んだ枕木(9本)を、立ち姿勢で低速走行します。練習を通して、クラッチワーク、高度なバランスの取り方を身に着けて頂きます。

【onepoint】
立ち姿勢は、前傾姿勢をイメージして腰が落ちないように真っ直ぐを意識します。半クラッチのタイミングは、枕木に前輪が当たる直前にして、枕木を通過する瞬間は、惰力走行で通過します。見る所は、半クラッチが遅れないように、一本先を捉えるようにしましょう。
波状路のコツ
第2段階
2段階は、コース走行を中心に教習を行います。一般道路での運転を前提として、信号・標識等に従った走行、基本的な右左折方法、適切な進行判断等を身に着けながら、卒業検定、路上走行を見据えた練習を行います。
法規走行
予めコースを走行する順路を決めて、法規に従って走行します。適切な合図の時機、効果的な安全確認、走行位置、安全な進行判断などを練習します。
シミュレーター
シミュレーターを使用する時間があります。二輪教習は路上教習が無いため、危険場面の予測、事故になりそうな状況の読み取り等、実践的な知識をシミュレーターを使用して身に着けて頂きます。
学科教習
学科教習は、セット学科と言われるもので皆様がご想像されるような、学校の授業のような形ではなく、1人~3人でディスカッションを行う時間となります。
急制動
指定された位置からブレーキを掛けて、指定された位置で停止します。その場合の速度も指定されます。
法規走行の見本
御申込など
小型二輪免許
小型二輪免許は、排気量50ccを超え125cc以下、又は定格出力0.6kWを超え1kW以下の二輪が運転できる免許です。
通勤・通学で利用されたい方が増加しており、小型二輪免許のニーズも増加中です。
利便性ならNo.1⁉


普通二輪に比べて基準時間(教習時間)が少ないので、ご卒業までの期間も短くなります。基準時間が短いため、纏まった休みで取得される方もいらっしゃいます。又、「いきなり大きいバイクは不安」と感じて、「最初は、軽いバイクで慣れてから・・・」といった理由で、小型二輪免許を取得される方もいらっしゃいます。
AT限定小型二輪は、教習時間が二輪教習の中で最も少ない車種となります。ご卒業までの期間も短いため、人気が高まっています。「原付は不便だから」「取り合えず通勤のために」といった方が、多く取得されております。
小型二輪は、車重が軽いため、扱いやすく乗りやすいバイクです。教習も順調に進めやすいバイクではありますが、高速道路が通行できないなど、小型二輪特有の「あるある」を、下記リンクで纏めています。
教習時間(小型二輪MT)
現有免許によって教習時間が異なります。
普通車以上の免許をお持ちの方

教習時間:技能教習10H 学科教習1H
卒業検定を含めると最短6日間(無報酬の場合)で、ご卒業頂けます。
免許なし又は原付免許をお持ちの方

免許をお持ちでない若しくは、原付免許をお持ちの方は、技能教習12H 学科教習26Hとなります。
教習時間(小型二輪AT)
普通車以上の免許をお持ちの方

教習時間:技能教習8H 学科教習1H
卒業検定を含めると最短5日間(無補修の場合)で、ご卒業頂けます。
免許なし又は原付免許をお持ちの方

免許をお持ちでない若しくは、原付免許をお持ちの方は、技能教習9H 学科教習26Hとなります。
教習内容
第1段階
1段階では、基本的な走行と基本操作を集中的に行うようになります。
取り回し・引き起こし
バイクの取り回し(押して歩く)、引き起こし、スタンドの掛け方、エンジンのON・OFF、器具の取り扱い方法などの説明を行います。
発進・停止・変速操作
発進と停止の練習を行います。アクセル、クラッチの使い方(AT車であればアクセルの調節)からブレーキの力加減等を反復的に行い、安定した発進及び停止操作を行えるようにして頂きます。AT車は、アクセルを徐々に回し足すようにします。
MT車は、変速操作(ギアチェンジ)を繰り返し練習します。
内外周
外周、内周を使用して加速、減速、ギアチェンジ(MT車のみ)の練習を行います。
基本操作が行えるようになられましたら、スラローム、一本橋、クランク、Sコースといった、課題走行を練習になります。課題走行を練習して頂く事で、バランスの取り方、半クラッチでの速度調節、小さく二輪を曲げる等、二輪車を安全に運転する上で必要な技術を見つけて頂きます。
課題走行
スラローム
直線状に並んだ(等間隔)大きなパイロンを左右交互に避ける課題となります。練習を通して、ハンドルや体を使って車体を傾けて曲げる事を身に着けて頂きます。

💡onepoint
目標(見る所)を、大きいパイロンの間に定めます。後は、目標に向かってハンドルを動かす事で、自然に車体が傾いて曲がる事ができます。
一本橋
線の手前で一時停止後、発進して台にあがります。台上では、低速でバランスを取りながら走行する練習となります。練習を通して、低速でのバランスの取り方等を身に着けて頂きます。

💡onepoint
目標(見る所)が近いとバランスを崩しやすいので、前を向きます。バランスは、体でとるのではなくハンドルを使います。(自転車をイメージ)
クランクコース
屈折したコースを低速で走行します。練習を通して、速度調節、低速での車体の曲げ方、バランスの取り方を身につけて頂きます。

💡onepoint
早めに”曲がり終わり”を、捉えてハンドルを動かします。ハンドルを使うときは、顔と体を向けるようにします。
Sコース
8の字コースを中低速でS字上に走行します。練習を通して、中低速での車体の曲げ方、正しい運転姿勢を身に着けて頂きます。

💡onepoint
カーブの反対側辺りを捉えます。曲げる時は、顔と体を向けるようにハンドルを動かします。
第2段階
2段階は、コース走行が中心となります。一般道路での運転を想定して、信号・標識等に従った走行、正しい走行位置、基本的な右左折方法、適切な進行判断等を身に着けながら、卒業検定、一般道路を安全に走行するための練習を行います。
法規走行
予めコースを走行する順路を決めて、法規に従って走行します。適切な合図の時機、効果的な安全確認、走行位置、安全な進行判断など、一般道路安全に通行するための、技術・知識・メンタルを練習及び身に着けます。
シミュレーター
二輪教習は路上教習が無いため、シミュレーターを使用して、一般道路の走行練習、危険予測及び危険回避の方法、状況の読み取り等、実践的な練習を行い、安全に運転するための知識を身に着けて頂きます。
学科教習
普通車免許以上をお持ちの方は、危険予測ディスカッションのみ実施となります。こちらの教習は、セット学科と呼ばれており、皆様がご想像されるような、学校の授業のような集団学習ではなく、1人~3人でディスカッションを行う形式となります。
急制動
指定された位置からブレーキを掛けて、指定された位置で停止します。その場合の速度も指定されます。
御申込など
技能教習の注意点
☆1日の乗車時間は、1段階=2時間まで。2段階=3時間(連続での3時間は不可)となります。
☆技能教習を受講された当日に、技能検定を受検する事はできません。
☆お客様の怪我防止のため、長袖、長ズボン、長めの靴下、手袋を着用をお願い致します。
ご入校資格
☆ 年齢 / 大型二輪 18歳以上の方 普通二輪16歳以上の方 小型二輪16歳以上の方
☆ 身体障害 / 軽度の障害は、入校頂けますが、予備適性審査を必要とします
☆ 外国籍の方 / 本籍地(国籍)記載の住民票が必要です
☆ 交通違反 / 違反のある方は事前に、「安全運転センター」に免許取得が可能であるかをご確認下さい
☆ 視力 / 両眼で0.7以上かつ片眼で0.3以上 コンタクト、メガネは使用可能です
☆ 色別 / 赤・青・黄の区別ができる方
☆ 学力 / 学科試験に必要な日本語力を有すること
☆ 聴力 / 10mの距離で、90dbの警音器が聞こえる事(補聴器により補われた聴力を含む)
聴力に障害をお持ちの方は、事前にご相談下さい
お申込みに必要なもの
☑ 申込書
☑ 免許証 (広島県公安委員会以外(県外)の方は、本籍地記載の住民票が必要です)
免許証をお持ちでない方は、本籍地記載の住民票と本人確認のため、健康保険証、パスポート、住基カードのいずれか(現物)が必要です
☑ 印鑑
☑ 写真(3㎝×2.4㎝ 必要枚数4枚(限定解除は3枚)
写真は当校でも撮影可能です(有料)
☑ 教習料もしくは振込用紙の領収証
☑ 筆記用具
☑ 技能教習を受けられる時は、長そで、長ズボン(破れていないもの)、手袋(指先まで覆ってあるもの)、靴(サンダル等は不可)、ヘルメット(フルフェイス、ジェットタイプ)
ヘルメットは、当校でも貸出がございますがインナーキャップの購入(100円)を、お願いしております。
更新日:2022.12.28