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普通二輪免許の取り方

普通二輪免許 取り方

更新日:2024年2月10日

普通二輪免許の取得方法は、免許センター(運転免許試験場)で直接受験する方法と指定自動車学校を利用する方法の2種類が一般的です。但し、普通二輪免許の取得条件を満たしていなければ、免許を取得することができないため、取得条件を把握しておきましょう。

ここでは、普通二輪免許の取得方法、取得条件、普通二輪の足つき、車体重量など、免許取得に向けて必要な情報を掲載しておりますので、普通二輪免許取得の参考にしていただければと思います。

普通二輪免許の取得方法

普通二輪免許を取得する方法は、大きく分けて以下の2種類になります。

  1. 運転免許試験場(以下、免許センター)で技能試験を直接受験する
  2. 指定自動車学校を利用する

それぞれの特徴は、以下の通りです。

直接受験で取得

直接受験で普通二輪免許を取得される場合、免許センターや最寄りの警察署で受験の申請を行います。
申請後は、受験日に免許センターで適性試験(視力、運動機能)と技能試験を受験して、合格しなければなりません。
試験合格後は、自動車学校などで実施される普通二輪免許に係る取得時講習を受講します。取得時講習を受講されると免許交付となります。(普通免許を保有されていない方は、学科試験に合格しなければなりません。又、応急救護講習を受講する必要があります。)

指定自動車学校で取得

指定自動車学校で普通二輪免許を取得される場合、規定されている教習時間及び項目を修了後、卒業検定に合格しなければなりません。自動車学校卒業後は、免許センターで適性試験に合格すると免許証が交付されます。
(普通車免許を保有されていない方は、学科試験に合格する必要があります。)

普通二輪免許取得条件

普通二輪免許の取得条件は、以下の通りです。

  • 年齢:満16歳以上
  • 視力:片眼0.3以上 両眼0.7以上
  • 色別:赤、青、黄色が色別できる
  • 聴力:10mの距離で90dbの警音器の音が聞こえる
  • 身体:運転に支障を及ぼす身体障がいがないこと

視力は、眼鏡及びコンタクトの使用が可能です。聴力については、補聴器の使用が認められています。身体に不安のある方は、免許センターの相談窓口で相談可能です。

免許取得までの期間

指定自動車学校で普通二輪免許を取得できるまでの期間は、教習に通える頻度、普通免許の有無によって違いがありますが、普通免許を保有されている方であれば、最短9日間でご卒業が可能です(普通二輪MTの場合)。

尚、1日で乗車できる時間の制限は、1段階で2時間迄、2段階で3時間迄(3時間連続は不可)となります。

教習時間

普通二輪免許の教習時間は、車種(AT or MT)、普通車免許の有無によって異なります。
※画像内の技能教習時間は、基準時間となります。補修になった場合は、表記以上の時間が必要となります。

普通二輪MT

普通車免許保有の方

普通車免許を保有されている方は、最短9日間で免許取得が可能です。

普通二輪免許 免許あり 時間
技能教習:17時間以上 学科教習:1時間

学科教習は、危険予測ディスカッションになります。

技能教習の基準時間は、以下の通りです。
・第一段階:9時間
・第二段階:8時間
※補習等となった場合は、基準時間以上になる場合があります。

適性試験とは、視力及び運動機能等の試験となり、住所地の公安委員会で受験します。

免許をお持ちでない若しくは
原付免許保有の方

普通二輪免許 免許なし 時間
技能教習:19時間以上 学科教習:26時間

技能教習の基準時間は、以下の通りです。
・第一段階:9時間
・第二段階:10時間
※補習等となった場合は、基準時間以上になる場合があります。

本免許学科試験及び適性試験は、住所地の公安委員会で受験します。
適性試験とは、視力及び運動機能等の試験となります。

普通二輪AT限定

普通車免許保有の方

普通車免許を保有されている方は、最短8日間で免許取得が可能です。

普通二輪AT 免許あり 時間
技能教習:13時間以上 学科教習:1時間

学科教習は、危険予測ディスカッションになります。

技能教習の基準時間は、以下の通りです。
・第一段階:5時間
・第二段階:8時間
※補習等となった場合は、基準時間以上になる場合があります。

適性試験とは、視力及び運動機能等の試験となり、住所地の公安委員会で受験します。

免許をお持ちでない若しくは
原付免許保有の方

普通二輪AT 免許なし 時間
技能教習:15時間以上 学科教習:26時間

技能教習の基準時間は、以下の通りです。
・第一段階:5時間
・第二段階:10時間
※補習等となった場合は、基準時間以上になる場合があります。

本免許学科試験及び適性試験は、住所地の公安委員会で受験します。
適性試験とは、視力及び運動機能等の試験となります。

教習車

ロイヤルドライビングスクール広島の普通二輪教習で使用する教習車は、CB400(MT)、シルバーウイング(AT)になります。

両車とも、多くの自動車学校で利用されている教習車になります。特に、CB400は、以前の教習車に比べて軽くなっただけでなく、エンストが発生しにくい車両となったことにより、操作に不安のある方でも扱いやすくなりました。この進化は、初めてバイクを運転される方にとっては、非常に重要です。

例えば、バイクが軽くなることで「バイクを押して歩く」「倒れたバイクを起こす」など、運転以外での取り扱いが容易になりました。運転中では「バランスが取りやすい」「車体を傾けやすい」など、運転する上で重要となる要素が身に付けやすくなりました。

では、教習車の詳細を見てみましょう。

MT

CB400
MT:CB400
車両重量 198㎏
全長 2050mm
全幅 750mm
全高 1085mm

AT

シルバーウイング
AT:SilverWing
車両重量 250㎏
全長 2285mm
全幅 770mm
全高 1430mm

車重を見ると、軽い方のMTでも200㎏近くあります。「軽くないのでは?」と思われるかもしれませんが、バイクの重さを感じる瞬間は限られています。

バイクの重さを感じる瞬間は、大きく分けて2つあります。
1つ目は「倒れたバイクを起こすとき」です。やはり、倒れたバイクを起こすときは、重さを感じます。しかし、起こせない重さではありません。倒れたバイクを起こすためには、力が必要と思われやすいですが、コツを掴めば力に自信のない方でもスムーズに起こすことができるようになります。

2つ目は「バイクを押して歩くとき」です。通称「取り回し」とも言いますが、押して歩くときも重さを感じます。ただし、取り回しに関しても、引き起こしと同様、スムーズにバイクを押すことができる姿勢があります。これを掴むことで、取り回しが格段にスムーズになります。

重さを感じる瞬間であっても、バイクの重量が軽くなったことで、難易度が下がっています。そこに、コツが加われば、重量を感じることが少なくなります。

足つき

「普通二輪に跨って、足が届くのか?」こういった、ご相談を受けることが多くなっています。できれば、自動車学校に赴いて、跨ってみることをオススメしますが、まずは目安を知っておくことが必要です。

「足つき」の目安として、「シート高」があります。シート高とは、地面からシートの一番低い位置までの直線距離のことを言います。シート高が高いほど、足が地面に届かなくなります。

身長とシート高の目安

身長 シート高
150㎝未満 730㎜以下
155㎝ 780㎜以下
160㎝ 820㎜以下
165㎝以上 860㎜以下

表については、目安となるので参考程度にしていただければと思います。何故なら、バイクは跨ったときの感覚が重要であるからです。足が届いても感覚的に合わなかったり、足が届きにくくても感覚的には好感触の場合もあります。購入前に、色々なバイクに跨ってチェックすることをオススメします。因みに、教習車のシート高は、MTが755㎜、ATが730㎜となります。

足つきの状態を画像で確認してみます。
※指導員の身長は160㎝です。

シート高 目安 CB
シート高:755㎜
シート高 目安 ビックスクーター
シート高:730㎜

身長160㎝の場合、シート高が730㎜~750㎜の普通二輪であれば、足つきに余裕が生まれるため、比較的余裕を持って教習を受講することができます。しかし、足つきが悪いからと言って免許が取得できないわけではありません。過去のお客様で、足が届き難い方はいらっしゃいましたが、そういった方々の共通項として「工夫」があります。足が届きにくいのであれば、届きやすいように体をずらしたり、車体を傾けるなど様々な「工夫」で乗り切っていました。

当校では「普通二輪免許が欲しいけど、不安があって踏み出せない」といった方に向けて、体験試乗会を開催しておりますので、チェックしてみてください。

バイクが不安な方はチェック

ここまで、普通二輪免許の取り方などについて説明してきましたが、普通二輪免許を取得するとどういったバイクを運転できるようになるのでしょうか。

普通二輪免許で運転できるバイク

普通二輪免許で運転できるバイクについて御紹介します。

免許の種類 排気量
~125cc ~400cc ~400cc超
普通二輪 ×
AT限定
普通二輪

普通二輪免許を取得されると、総排気量が50㏄を超え400㏄までの普通二輪を運転することができるようになります。即ち、250㏄、400㏄のバイクを運転されたい場合は、普通二輪免許が必要になります。
※AT限定免許を取得すると、「AT」の普通二輪のみ運転可能です。

小型限定二輪

小型限定二輪とは、総排気量が50㏄を超え125㏄までのバイクになります。正式名称は、普通二輪小型限定(以下、小型二輪)になります。小型二輪は、普通二輪の一部に位置付けられているため、普通二輪免許を取得すると小型二輪も運転できるようになります。

小型二輪の詳細はコチラ

ATとMTで悩まれている方

※車両によっては、異なる場合があります。
※高速安定性、低速安定性は個人差によって異なります。

ATは、クラッチ操作の必要がなく、ギア変速も不要のため、運転が簡単に思われやすいですが、実はMTの方が簡単だと感じる方が殆どです。理由としては、ATは車重が重く、体を固定する箇所少ないため、安定感があまりありません。そのため、低速走行中は、ふらつきやすくなります。又、低速時の速度調節をアクセルだけで行うため、微調節が非常に難しくなります。

MTは、クラッチを操作しなければなりませんが、慣れてくると気にならなくなります。加えて、MTの大きなメリットとして「ニーグリップ」があります。「ニーグリップ」とは、タンクを膝で挟んで体を固定させることを言います。下半身で体を車体に固定するため、車体と体が安定します。これにより、上半身の力が抜けるため、ハンドル操作などがスムーズに行えるようになります。また、低速時の速度調節については、クラッチを使うことで繊細な調節が可能となります。

走行に関しては、MTの方がスムーズに行えます。但し、荷物などを入れるスペースが殆どないため、利便性は低いです。利便性を考えるとATの方が魅力的です。

最後に楽しさです。運転されると解ることですが、MTの方が圧倒的に楽しいと思います。バイクを運転する醍醐味の中に、操る楽しさがあります。この、操作する感覚がダイレクトに運転者に伝わるため、普通車とは違った感覚をあじわうことができます。特に、MTの方が感覚が強いのでMTを選ばれるケースがあります。

普通二輪免許をMTで免許を取得すると、ATを運転することができます。しかし、ATで免許を取得するとTしか運転できません。免許取得後の使用用途も含めて検討していただければと思います。

普通二輪 ツーリング
一般的には、マニュアルの方が多いようです

安全に運転して頂くために

普通二輪は、危険な乗り物である事を忘れてはいけません。それは、車両が高性能となった現在でも変わりません。では、危険な二輪車を安全に運転させるためには、どのようにすればいいのでしょうか?
私共は、この答えを真剣に考えてきました。その結論が ”心” です。「安全に運転しよう」 「注意して運転しよう」 このような運転者のメンタルが、安全運転の重要なポイントであると考えています。

「この道具は危険だから注意して扱いなさい」 「この作業は危ないから注意して行って下さい」と、説明を受けるとと殆どの方は注意すると思います。しかし、「どのように注意すればいいのか?」 「何に注意すればいいのか?」 これらの ”ポイント” 具体的でなければ意味がありません。当校では、”心” と ”ポイント” の両面を教習では重点を置いて教習をさせて頂いております。

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