バイクのレンタルってどうなの?

更新日:2025年2月17日
バイク免許取得を考えたとき、「バイク買える?」「維持はどうしよう?」など、免許取得後のバイク購入について悩まれる方がいらっしゃいます。
そういった方々に注目されているのが「バイクのレンタル」です。バイクのレンタルは、スマホから予約、レンタル店の増加などから、徐々に拡大しています。こういった状況から、レンタルが気軽に出来るようになり、メリットが認知されるようになりました。
ここでは、バイクのレンタルに関するメリットなどを掲載しておりますので、バイク免許取得とバイク所有に悩まれている方は、参考にしていただければと思います。
レンタルバイクのメリット
購入費用の削減
バイクをレンタルすることによって、購入費用を抑えることができます。バイクを購入しようとすると、排気量や新車、中古によって異なりますが、数十万円から数百万円が必要です。
しかし、レンタルの場合、400㏄:8時間11,000円前後、401㏄~950㏄:15,000円前後でレンタルすることができます。【短い時間であれば、更に低価格でレンタルすることができます】
免許を取得しても、どの位の頻度で運転するか解らない方、月1回程度でツーリングに行きたい方であれば、レンタルされる方がお得になる場合があります。
維持管理費の削減
バイクを所有して維持するためには、メンテナンス代、税金、車検などの維持費が発生します。また、お住いによっては、駐車場代が掛かる場合もあります。
レンタルの場合であれば、こういった維持管理費が不要となります。金銭的な理由や置き場などの理由から、バイクが所有できない方は、レンタルすることでバイクの運転が可能です。
購入前の試乗
実際にバイクを購入する前の試乗としてレンタルされる方がいらっしゃいます。実は、この目的でバイクをレンタルされる方が増加しています。
バイクは、ネイキッド、ツアラー、アメリカン、レーサーなどタイプによって運転姿勢から加速、減速、曲がり方まで大きく変わるだけでなく、操作性や足つきなどが、イメージと違う場合があるため、購入前に試乗しておくことは、重要なポイントになります。
購入するバイクを悩んでいる方は、色々と試乗された後に購入するバイクを決められることをオススメします。
お試しとして
「バイク免許を取得はしたけども、購入までは、まだ考えられない」といった方は、お試しでレンタルされるといいかもしれません。レンタルをされる中で、バイクが好きになり、運転することが楽しくなってくると、自然に購入を考えるようになります。
反対に「運転は楽しいけど、購入は難しい」となる場合もあります。そういった場合は、レンタルで継続的に楽しむことができます。
気分に応じてレンタル
「アメリカンで海岸線を颯爽と走りたい」「ネイキッドで山道をリズミカルに走りたい」など、バイクを走らせたいイメージは、気分によって変わります。
レンタルであれば、様々な車種が用意されていますので、気分に応じたバイクをレンタルすることが可能です。気分通りに走行できたときの爽快感は、日常ではあじわえない感覚をあじわうことができます。

レンタルバイクのデメリット
利用頻度によってはコスト高
バイクのレンタルは、利用時間と排気量によって費用が異なります。そのため、利用回数はさることながら、レンタルするバイクによっては、月々に支払うローンより割高になる場合もあります。
バイク免許取得後の利用頻度や利用時間を考慮しながら、レンタルのメリットを鑑みて、所有とレンタルを比較するのも1つの方法です。
カスタムできない
バイクの醍醐味の1つとして、自分好みにカスタムする点があります。1つ1つの部品やカラーリングを自分好みにすることで、自身のバイクに愛着が湧いていきます。
愛着が湧くと、バイクを大切にするようになります。
レンタルではカスタムすることができないため、カスタムされたい方は、物足りなさを感じられるかもしれません。
好きな時に借りられない
GWやシルバーウィークなど、まとまった休みが取れるときは、仲間とツーリングに出かけたくなります。しかし、こういった時期は、レンタルを利用される方が増加するため、借りられない場合があります。
混み具合などを予測して、早目に予約されるといいでしょう。

レンタルした場合の保険
バイクで運転する以上、転倒や事故によってバイクを気づけてしまうことがあります。
その場合、契約者自身が修理代金を支払わなければならない可能性があります。また、修理代以外にも、休車保証を支払いが発生する場合もあります。
ただし、こういった費用は、保険によって賄ってくれる場合があります。
レンタル店によっては、基本料金の中に任意保険を含めているケースがあり、対人や対物の補償については、基本料で対応できる所もありますので、契約前に内容をしっかりと確認しましょう。
車両保険については、任意で加入できるオプションが準備されており、加入しておけば、転倒などによってついてしまったキズなどに対応することが可能です。
こういった形で、転倒や事故によってキズが付いたとしても。保険よって賄われるようになしまう。
そのため、契約前にしっかりと保険の内容について確認しましょう。
まとめ
バイクをレンタルする場合と所有する場合では、それぞれにメリットとデメリットがあります。
「とにかくバイクが好き」な方は、所有しか考えられていないと思います。
「時々、バイクを運転できればいいな」と、思われている方は、レンタルの方がメリットがあると考えられます。
しかし、バイクに乗り慣れていくうちに、バイクが好きになって所有を考える可能性は十分にあります。
まずは、レンタルで様子を見ながら、心境や環境の変化に応じて「レンタル」と「所有」の判断をされるのも、1つの方法です。
また、様々な理由からバイクの所有が難しい方であっても、時間の流れによって所有できない理由が解決される場合もあります。その際は、改めて判断されると良いと思います。