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雨のバイク教習ってどうなの?

雨 バイク教習 メリット

更新日:2025年2月13日

「雨のバイク教習」と聞くと、路面が濡れたことによって転倒の危険性が高まる、雨で体が濡れてしまうなど、悪いイメージを抱かれる方がいらっしゃると思います。実際の所は、イメージ通りで間違いありません。

しかし、指導員は雨のバイク教習は非常に重要であると考えています。それは、バイク免許を取得した後、雨天での運転を避けることは難しいためです。
例えば、天気予報が外れてツーリングや通勤中に突然の雨が降ることは、充分に予見できます。

突然の雨であっても、教習で雨天を経験していると、あまり動揺することなく運転を継続できると思います。しかし、教習で雨天を経験していない場合、動揺してしまう可能性があります。

指導員は、雨天の教習に関して様々なメリットと経験が得られると思っています。そのため「雨が経験できて良かったですね」「雨の経験は、技術が向上しますよ」など、ポジティブな考えとメリットを理解していただき、雨のバイク教習を嫌わないようにしていただいています。

ここでは、雨のバイク教習に関する様々な情報を掲載しておりますので、雨が気になる方は参考にしていただければと思います。

転倒を防止する

雨天で技能教習を受ける際は、転倒を心配されるかもしれませんが、一定の事項を守っていれば、転倒する可能性を大幅に下げることができます。

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急操作を控える

雨天でのバイク教習で転倒する可能性が高い操作の1つが急ブレーキです。

バイクは、前輪と後輪のブレーキが独立しているため、別々の操作になります。特に、前輪ブレーキは、後輪ブレーキに比べて「効き」が強くなるように設計されているため、雨天時に操作する際は、特に注意が必要です。

では、急ブレーキとはどういった操作になるのでしょうか?
急ブレーキとは、ブレーキが効き始める部分を瞬間的に強く操作する(握る)ことを言います。バイクの場合、雨天でなくても転倒を防止するために、急ブレーキを控えなければなりません。

急ブレーキを控えるためには、次のような操作が必要です。
① 弱いブレーキを長く使う
② 段階的にブレーキを強くする

上記の項目を守ってブレーキを操作すれば、急ブレーキになる可能性は低くなります。バイクの教習では、コース内を走行するため、速度を出す場面が少ないことから、余裕を持ってブレーキ操作の練習が行えるようになります。

バイクを深く傾けない

急ブレーキの次に転倒する可能性が高いのが、カーブでバイクを深く傾ける操作です。

バイクでカーブを曲がる時は、車体を傾けて曲がるようにします。その際、速度が出ていれば、車体を深く傾けなければなりません。ここが、重要なポイントになります。車体を深く傾けると、当然タイヤも傾きます。タイヤの傾く角度が深くなるほど、路面との接地部分が少なくなり、転倒の危険性が高まります。

カーブを曲がる時は、車体を深く傾けなくても曲がれる速度でカーブに進入することが重要です。自動車学校のカーブは、安全速度が決められていますので、安全速度で進入すれば転倒することはありません。

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操作のまとめ

教習での転倒は、全くないとは言い切れませんが、急操作を控えて、車体を深く傾けない限り、雨天でも高い確率で転倒を防止することができます。確実にポイントを抑えて、落ち着いて操作しましょう。

雨天でバイクを教習を受けることは、緊張感が高まることから神経を使うため、疲労度が高くなりやすいです。但し、それを越える経験を得ることができます。冒頭でも述べたように、バイク教習で雨を経験していると、免許取得後に大きな安心を与えてくれます。

「この位まで車体を傾けても大丈夫」「ブレーキの加減はこの程度まで」など、雨天のバイク教習を1度でも経験すると、感覚的な部分を身に着けることができます。

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道具について

雨天のバイク教習に必要であり、ポイントとなる道具として、カッパ、靴が挙げられます。

カッパ

カッパは、上下が分かれている物が必要です。これは、ロングタイプの1枚物は、車輪に巻き込まれる可能性があるためです。また、体の動きを抑制することがあるため、バイクの運転には不向きです。上下が分かれているカッパを所持している方は少ないことから、自動車学校によっては、無料レンタルのカッパを用意している場合がありますので、気になる方は問い合わせてみましょう。

レンタルについては「他の方が使用しているのは、チョット・・・」と、思われる方もいらっしゃると思います。お客様の中には、ご自身で準備をして教習で使用されている方もいらっしゃいます。最近では、作業着屋等で良質な商品が安価で売られており、お客様の着用率が上がっています。

靴は、あまり気を使っていない方が多くいらっしゃいますが、意外と靴は重要です。

バイクで停車中は、足を着いて車体を支えます。この時、靴底が減っている場合、足を着いた際に靴が滑ってしまい転倒することがあります。バイクの教習では、滑りにくい靴で教習を受講するようにしましょう。

また、雨天でバイクを運転すると、靴がかなり濡れます。靴の材質などによっては、中まで浸水してしまいます。バイクの教習で使用する靴は、濡れにくい材質で防水スプレーを吹きかけておくことを、オススメしています。

中止の判断について

雨天の場合、教習は原則として実施します。但し、コースが冠水する、前方が見えにくいなど、教習を実施することが困難であると判断した場合は、中止となる場合があります。

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指導員からのアドバイス

雨、バイク、この組み合わせは、水と油みたいな関係です。雨でバイクを乗ることは、指導員もオススメしていません。但し、教習となると話は別です。教習で雨を経験することは貴重です。雨のバイク教習を経験しないで、卒業された場合、免許取得後に初めて雨天の走行を経験します。この場合、落ち着いて安定した速度で走行していただければ良いのですが、晴天と同じような速度や感覚で走行すると転倒の危険性が非常に高くなります。

私達指導員も雨を降らすことは出来ないため、卒業検定合格まで、雨が降ることなく、ご卒業されるお客様もいらっしゃいます。そういった方に対しては、雨天時の走行についてアドバイスするのですが、実際に経験してみないと解らないことも多々あります。

雨が降れば、それに適応した運転が必要です。この適応方法を指導員は伝えるようにしています。転倒しない速度、操作など細かくアドバイスをさせていただきますので、雨天を嫌わずに教習を受講していただければと思います。

ただ、不安が大きい方は無理をして、受講する必要はありませんので、ご自身の気持ちや技量と相談して受講の判断をしていただきたいと思います。

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