大型免許の取り方や教習時間、内容を解説!

大型二種免許は、路線バスや観光バスなどの大型自動車で、旅客を運送するために必要となる第二種運転免許です。
取得方法には、運転免許試験場で直接試験を受ける方法と、指定自動車教習所を卒業して技能試験の免除を受ける方法があります。
原則として、21歳以上で、普通・準中型・中型・大型・大型特殊免許のいずれかを受けていた期間が通算3年以上必要です。一方、「受験資格特例教習」を修了すると、19歳以上かつ対象となる免許経歴1年以上で受験できる特例があります。
ロイヤルドライビングスクール福山では、現在お持ちの免許に応じて大型二種免許の取得をご案内しています。
大型二種免許とは
大型二種免許は、大型自動車を旅客運送のために運転する場合などに必要となる免許です。
代表的な車両には、
- 路線バス
- 観光バス
- 高速バス
などがあります。
大型一種免許でも大型自動車を運転できますが、大型自動車を旅客運送のために運転する場合には大型二種免許が必要です。
大型自動車の車両総重量・最大積載量・乗車定員などの詳しい区分については、以下のページで解説しています。
大型二種免許の取得条件
大型二種免許を取得するには、年齢や免許経歴のほか、視力などの適性条件を満たす必要があります。
| 年齢 | 21歳以上。普通車以上の免許経験が通算して3年以上。また、3年3ヵ月以上経過していない方は、運転記録証明の提出。 |
| 視力 | 両眼で0.8以上かつ片眼0.5以上の方。深視力の差が2㎝以内。 ※眼鏡・コンタクト使用可 |
| 色別 | 赤・青・黄の区別ができる方。 |
| 聴力 | 10mの距離で、90dbの警音器が聞こえる事(補聴器により補われた聴力を含む) |
| 交通違反 | 違反のある方は事前に、「安全運転センター」に免許取得が可能であるかをご確認下さい |
| 身体障害 | 軽度の障害は入校できますが、予備適性審査を必要とします。 |
なお、免許経歴は免許停止期間を除いて計算されます。
上記の条件を満たしていれば、大型二種免許が取得可能になります。
また、受験資格特例教習を修了した場合、19歳以上かつ対象免許経歴1年以上で大型二種免許試験を受けられる特例があります。
受験資格特例教習
大型二種免許を取得するためには、年齢と経験年数(普通車以上の免許を取得している期間)の条件を満たしておかなければなりません。しかし、受験資格特例教習を修了すると、年齢及び経験年数を引き下げることができます。
大型二種免許では深視力検査も必要
大型二種免許では、通常の視力検査に加えて深視力検査も行われます。
三桿法の奥行知覚検査器を使用し、2.5mの距離から3回検査して、3回の平均誤差が2cm以下であることが合格基準です。
深視力検査の方法、必要となる免許、合格基準、検査の流れについては、以下のページで詳しく解説しています。
大型二種免許を取得する2つの方法
1.指定自動車教習所で取得する
指定自動車教習所で所定の教習を受け、卒業検定に合格すると、運転免許試験場での技能試験が免除されます。
合宿、通学合宿、通学といった、いくつかの通い方があります。いずれの方法であっても、以下の流れで進めるようになります。
一般的には、
- 入校手続き
- 適性検査に合格
- 第一段階の教習を修了(学科、技能)
- 修了検定に合格
- 第二段階の教習を修了(学科、技能)
- 卒業検定に合格
- 住所地を管轄する運転免許センター等で必要な試験・手続
- 免許証交付
という流れで進みます。
※現在お持ちの免許によって、必要な教習や検定、学科試験の有無は異なります。
※大型免許を取得されている方は、修了検定が免除になります。第二種免許を取得されている方は、学科教習及び学科試験が免除になります。
※適性検査は、視力、深視力、運動機能などの検査を行います。教習時間については、現有免許によって異なります。
2.運転免許試験場で直接受験する
指定自動車教習所を卒業せず、運転免許試験場で学科試験・技能試験等を受験する方法もあります。
大型二種免許の直接試験では、受験者が現在保有している免許などによって必要な試験が異なります。直接受験を検討している場合は、住所地を管轄する都道府県警察・運転免許試験場の案内を必ず確認してください。
大型二種免許の取得日数(時間)
大型二種免許の教習時間と免許取得日数は、以下のようになります。所持免許によって、教習時間、日数が変わりますので、ご注意ください。
| 所持免許 | 技能(時間) | 学科(時間) | 合計 | 最短日数 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1段階 | 2段階 | 1段階 | 2段階 | |||
| 普通免許(MT) | 15 | 18 | 6 | 11 | 50 | 15 |
| 普通免許(AT限定) | 19 | 18 | 6 | 11 | 54 | 18 |
| 準中型5t限定免許(MT) | 15 | 18 | 6 | 11 | 50 | 15 |
| 準中型5t限定免許(AT限定) | 19 | 18 | 6 | 11 | 54 | 18 |
| 準中型免許(MT) | 13 | 16 | 6 | 11 | 46 | 15 |
| 中型8t限定免許(MT) | 12 | 16 | 6 | 11 | 45 | 13 |
| 中型8t限定免許(AT限定) | 16 | 16 | 6 | 11 | 49 | 15 |
| 中型免許(MT) | 10 | 13 | 6 | 11 | 40 | 11 |
| 大型免許 | 8 | 9 | 6 | 11 | 34 | 7 |
※上記教習時間は、基準技能教習時間となります。技能教習に加えて、学科教習を19H受講します。
※最短卒業日数は、無補習で技能検定を1回で合格された場合です。
AT限定免許をお持ちの方は、お問い合わせください
教習時間
大型二種免許は、入校後に適性検査を受け、第一段階・第二段階の教習、卒業検定、本免学科・適性試験を経て免許証交付となります。なお、現在お持ちの免許によっては、第一段階修了後に修了検定を受け、大型仮免許を取得してから第二段階へ進みます。
下記では、代表的な所持免許での教習の流れを掲載しています。掲載がない場合は、お問い合わせください。
※教習時限数は、現在お持ちの免許などによって異なります。
※適性試験とは、視力及び運動機能の試験となります。免許証の交付申請は、住民票のある公安委員会で行います。
※指定自動車教習所を卒業した場合、運転免許試験場での技能試験は免除されます。
大型免許をお持ちの方
大型免許をお持ちの方は、大型二種の修了検定は免除となります。第一段階の教習を修了後、第二段階の路上教習へ進みます。
-
入校準備
- 入校
- 適性検査
-
教習
- 第一段階 学科・技能
- 第二段階 学科・技能
-
卒業・試験
- 卒業検定
- 本免学科・適性試験
-
免許取得大型二種免許証交付
中型免許をお持ちの方
中型免許をお持ちの方は、大型二種の第一段階教習後に修了検定を受け、大型仮免許を取得してから第二段階の路上教習へ進みます。
-
入校準備
- 入校
- 適性検査
-
教習・仮免許
- 第一段階 学科・技能
- 修了検定
- 第二段階 学科・技能
-
卒業・試験
- 卒業検定
- 本免学科・適性試験
-
免許取得大型二種免許証交付
中型8t限定免許をお持ちの方
中型8t限定免許をお持ちの方は、大型二種の第一段階教習後に修了検定を受け、大型仮免許を取得してから第二段階の路上教習へ進みます。
-
入校準備
- 入校
- 適性検査
-
教習・仮免許
- 第一段階 学科・技能
- 修了検定
- 第二段階 学科・技能
-
卒業・試験
- 卒業検定
- 本免学科・適性試験
-
免許取得大型二種免許証交付
準中型免許をお持ちの方
準中型免許をお持ちの方は、大型二種の第一段階教習後に修了検定を受け、大型仮免許を取得してから第二段階の路上教習へ進みます。
-
入校準備
- 入校
- 適性検査
-
教習・仮免許
- 第一段階 学科・技能
- 修了検定
- 第二段階 学科・技能
-
卒業・試験
- 卒業検定
- 本免学科・適性試験
-
免許取得大型二種免許証交付
準中型5t限定免許をお持ちの方
準中型5t限定免許をお持ちの方は、大型二種の第一段階教習後に修了検定を受け、大型仮免許を取得してから第二段階の路上教習へ進みます。
-
入校準備
- 入校
- 適性検査
-
教習・仮免許
- 第一段階 学科・技能
- 修了検定
- 第二段階 学科・技能
-
卒業・試験
- 卒業検定
- 本免学科・適性試験
-
免許取得大型二種免許証交付
大型二種免許は何日で取得できる?
取得までの日数は、所持免許、教習方法、技能教習の進み方、検定日程などによって異なります。
ロイヤルドライビングスクール福山では、通学だけでなく短期間で教習を進める合宿プランもご用意しています。
「できるだけ早く取得したい」という方は、大型二種免許の合宿料金・日程をご確認ください。
⇒大型二種免許の合宿を見る
大型二種免許の教習内容
第一段階
大型二種免許では、大型車を安全に運転する技能に加えて、お客様を安全かつ快適に目的地まで運ぶための運転技術を身につけます。
大型バスは普通車や大型貨物車と車体の構造や車輪位置が異なるため、車両感覚を身につけることが重要です。
第一段階は、基本操作を身に着けて基本走行が行えるようになることが目的です。
大型二種免許の教習では、第一段階で方向変換、縦列駐車の課題を練習します。他の免許と比較して、早い段階から課題の練習を行う事が特徴です。
教習開始直後は、車両と操作に慣れるために周回コースを使用して練習を行います。教習が進むにつれて、内容を順次高度化させて、右左折、狭路、鋭角などの練習を行い、全体的なコース走行の練習に入ります。
大型二種免許を取得する中で、最重要項目が「旅客輸送を想定した走行」です。具体的には、お客様に不快感を与えない運転です。ペダル操作、ハンドル操作が荒く、揺れが激しい運転は、プロドライバーに相応しくありません。
そのため、様々な場面で「旅客運送」について求められるようになります。具体的な技術などについては、指導員が適宜アドバイスを行います。
プロドライバーとして100%の安全を提供できる技術と信頼を得られるように教習で練習しましょう。
鋭角コース

鋭角コースは、特殊な形状の狭い道路を用いて車両感覚を掴み、適切な切り返しを行い安全な通行が行えるようになることを目的としています。
バスの大きな特徴として、前輪の感覚が挙げられます。普通車は、自身の体より前に前輪があります。大型トラックでも、座席の下あたりに前輪が位置します。しかし、バスは自分の体よりかなり後ろにタイヤがあります。この感覚を掴むことが、バスをスムーズに運転するポイントになります。
動画で解説
▼左鋭角の解説動画
▼右鋭角の解説動画(切り返し2回)
方向変換

車両が大きくなると難しくなるのが後退です。自動車は、車体が大きくなるにつれて動き方が掴むことが難しく、思った位置に誘導できない場合が出てきます。しかし、車両感覚と車輪感覚を掴むことでスムーズに行えるようになります。
方向変換は、離脱するまでがポイントです。離脱時は、鋭角同様に前輪の感覚が重要となります。感覚を掴めるように、意識して取り組みましょう。
縦列駐車

縦列駐車は、後退しながら車体を左右に動かして、駐車範囲内に駐車します。難易度は高いですが、後退させる技術を向上させるために、効果的な練習になります。練習開始当初は、難しさを感じることが多いですが継続的に練習するため、教習後半ではスムーズに誘導できようになります。
第二段階
第二段階は、一段階で身に着けた基本操作を使って、一般道路路上コース)を走行しながら応用的な練習を行います。
乗客を想定した安全確認、滑らかな発進・停止、適切な位置への停車など、プロドライバーとして求められる運転を練習します。
当校の路上コースは、様々な道幅と適度な交通量があるため、バス会社の方から好評を得ています。また、実車以外の教習では、シミュレーターを使用して、危険予測、悪条件下で安全に運転する方法を身に着けます。
指定場所における停車
大型二種免許の実践的な練習として、路上で電柱をバス停に見立てて停車の練習を行います。これに関しては、卒業検定の課題にもなっているため、乗降口の感覚を掴むようにしましょう。

動画で解説
▼指定場所における停車の解説動画
大型二種免許の費用
費用は所持免許や取得プランによって異なります。
大型二種免許を合宿で取得したい方
まとまった日程を確保できる方には、合宿で教習を進める方法もあります。
ロイヤルドライビングスクール福山では、大型二種免許の合宿プランをご用意しています。
補助金・助成金の利用
ロイヤルドライビングスクール福山では、教育訓練給付金、人材開発支援助成金のご利用が可能です。更に、書類作成などのお手伝いをしております。
大型二種免許についてよくある質問
原則21歳以上です。ただし、受験資格特例教習を修了すると、19歳以上かつ対象免許経歴1年以上で受験できる特例があります。
はい。普通免許や準中型免許、中型免許などから大型二種免許の取得を目指すことができます。ただし、所持免許によって教習時間や費用、最短卒業日数が異なります。
はい。大型二種免許では深視力検査が必要です。詳しい検査方法や合格基準は「深視力検査とは?」をご確認ください。
大型二種免許の取得をお考えの方へ
ロイヤルドライビングスクール福山校では、大型二種免許の通学・合宿に対応しています。
お客様にご卒業までのスケジュール作成(技能予約など)を行っており、多くのお客様から「予定を立てやすい」と、ご好評をいただいております。

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