普通自動車免許の取り方や教習時間、内容を解説!

教習時間と卒業までの期間

教習時間は車種(AT・MT)や持っている免許によって変わります。それぞれの免許の時間をチェックしましょう。

AT限定の教習時間と期間

所持
免許
技能(時間)学科(時間)合計
1段階2段階1段階2段階
なし・原付1219101657
二輪免許1019免除231

最短14日で卒業できます。AT限定免許を取得した場合、AT車のみ運転できます。

MTの教習時間と期間

所持
免許
技能(時間)学科(時間)合計
1段階2段階1段階2段階
なし・原付1519101660
二輪免許1319免除234

最短17日で卒業できます。MTで免許取得された場合、ATとMTどちらも運転できます。

教習の流れ

ATの教習の流れ

免許なし、または原付免許を持っている場合

入校説明~運転適性検査~第一段階~修了検定~仮免学科試験~適性検査~仮免許を交付~第二段階~卒業検定~本免学科試験~適性試験~免許証交付

二輪免許を持っている場合

入校説明~運転適性検査~第一段階~修了検定~適性検査~仮免許を交付~第二段階~卒業検定~本免学科試験~適性試験~免許証交付

MTの教習の流れ

免許なし、または原付免許を持っている場合

入校説明~運転適性検査~第一段階~修了検定~仮免学科試験~適性検査~仮免許を交付~第二段階~卒業検定~本免学科試験~適性試験~免許証交付

二輪免許を持っている場合

入校説明~運転適性検査~第一段階~修了検定~適性検査~仮免許を交付~第二段階~卒業検定~本免学科試験~適性試験~免許証交付

普通車免許の教習内容

第一段階

第一段階では基本的な内容を、場内のコースを使って練習します。

場内コース
  1. 基本的な装置の名称や操作のしかた、発進停止のしかたを模擬運転装置で理解します。
模擬運転装置
  1. 実車で運転装置や運転姿勢を確かめます。発進や停止を繰り返します
  2. 右回り・左回りを行います。少しずつ加速や減速の幅を増やしていきます
  3. 交差点の右折や左折を身につけます。基本的な交通ルールも覚えはじめます
  4. 応用的な発進や停止の操作など、後退(バック)の体験もします
  5. AT車の体験をします。AT車特有の加速や、急発進の危険などについて学びます

7. 狭路の通行

狭路の通行とは、せまい道路を通行することで、車両や車輪の感覚を身につけます。
まずは狭路の全体を見渡してコースの形を把握しましょう。コースに合った進路をイメージすることが大切です。

Sコース

Sコースでは曲線がつづく道に対する車輪の感覚を身につけます。

Sコース
💡 上達のコツ
①進入時は内輪差の幅を意識してスペースを確保。
②入口でコース全体を把握。
後輪のとおる位置をイメージしながら前輪を外側のカーブに沿わせます。
④第一カーブを通り過ぎるあたりで、ハンドルをもどし始めます。
③第二カーブも後輪のとおる位置をイメージしながら前輪を外側のカーブに沿わせます。
⑤出口付近では曲がる反対側にコースと内側の後輪を感覚を十分にあけて抜けましょう。

▼Sコース上達のコツを動画で解説!

クランク

クランクコースでは車体とポールとの間隔を確認しながら、車体の感覚を身につけます。
内輪差や寄せる幅を考えて、ハンドルを切るタイミングを身につけます。

クランクコース
💡 上達のコツ
①進入時は内輪差の幅を意識してスペースを確保。
②入口でコース全体を把握。
できるだけ第一コーナーの反対側に寄せます。
④車体の前が当たらないように外側に近づけます。
できるだけ第二コーナーの反対側に寄せます。
⑥出口付近では曲がる反対側にコースと内側の後輪を感覚を十分にあけて抜けましょう。

▼クランク上達のコツを動画で解説!

8. 坂道発進

坂道の傾きに合わせたギア選びや、坂の途中で止まっても後ろに下がらずに発進することを身につけます。
普通車のMTでは特に難易度の高い項目です。

写真はMT車の坂道発進の様子。

①坂の中腹で停止。②ハンドブレーキを引き、下がらないようにする。③アクセル+半クラッチ。④エンジン音や振動の変化でハンドブレーキを解除する
💡 上達のコツ
①半クラッチは平らな道路とくらべて長めにしておく。
速度が安定してからクラッチを全部つなぐこと。

▼坂道発進の上達のコツを動画で解説!

9. 踏切の通過

踏切での停止ルールや確認方法、発進で安全な通過方法を身につけます。
車と列車が衝突して事故が起きると、損害賠償責任を負わなければならないことがあります。
しっかりと踏切の通過のしかたを身につけましょう。

①止まる。②見る。③聞く。

踏切では前に出すぎないように、停止線の直前で止まります。
その後、左右の確認や通り抜ける側の状況をしっかり確認します。
そして、窓を開けて電車や警報器の音がしなければ発進しましょう。

10. 総合的な走行の練習

法規に従った走行、安全でスムーズな走行をくり返し練習します。

第一段階の教習を修了したら

第一段階の教習修了後、修了検定を受検します。合格すると、仮免許学科試験を受験できます。

その後、学科試験を合格して適性検査に合格すると、仮免許証が交付されます。

仮免許証が交付されると、第二段階の教習に入ります。

第二段階

第二段階では、応用的な内容を身につけ、路上走行をメインに練習します。

1. 路上運転

路上運転にあたっての注意や日常点検をして、路上の走行をします。

仮免許練習中のプレート、運転に必要な装備品の例、停止表示器材、エンジンルーム

2. 路上教習の中盤

実際の道路での駐停車の練習を行います。
場内のコースとは違い、道路の幅や路側帯、歩道があるか無いかでも止めかたは違ってきます。
それぞれの場所にあわせた止め方を身につけます。

3. 縦列駐車

縦列駐車は道路の端に駐車している車と車の間に駐車する方法のことです。
第二段階の教習の中でも、特に難易度の高い教習です。

縦列駐車の流れから駐車完了
💡 上達のコツ
①まっすぐバックして、ポールと車体の後ろ端をそろえること。
②ハンドルを切ってゆっくり下がり、角のポールと車体を一直線にそろえること。
③真っ直ぐバックし、車体の前の端をポールにあわせます。
④最後にハンドルを切って、ゆっくり下がりましょう。

▼縦列駐車の上達のコツを動画で解説!

4. 方向転換

目的の場所にあわせた駐車や停車を身につけます。
下の写真は左バックの様子です。

方向転換の流れ
💡 上達のコツ
①まっすぐバックして、左後ろの窓にポールが見えたら停止します。
②ハンドルを切ってゆっくり下がります。このとき前輪が縁石に乗らないように。
③後ろのポールに近づきすぎないように停止します。

▼方向転換の上達のコツを動画で解説!

5. 複数教習

複数教習とは、ほかの教習生と一緒に教習を受講することです。
内容はシミュレーター、セット教習(危険予測ディスカッション)、特別項目(山岳コース)、高速教習です。

※原則、高速教習は実車で行います。

シミュレーター ロイヤルドライビングスクール福山
シミュレーター

第二段階の教習を修了したら

第二段階の教習を修了すると、卒業検定を受検できます。合格すると、本免許の学科試験を受験できます。
本免許の学科試験を合格すると、適性試験を受けて本免許が交付されます。

普通車免許が難しいと考えている方へ

普通車の体験試乗会

ロイヤルでは普通車の体験試乗会を不定期で行っています。
不安な方は一度、普通車を体験してみてください。

普通車免許で運転できる自動車と条件

※2017年3月12日以降に普通車免許を取得された方

普通車免許で運転できる自動車

原付小型特殊車
普通車トラック(車両総重量3.5t未満、最大積載量2t未満)

普通車免許で運転できる条件

項目条件
車両総重量3,500㎏未満
最大積載量2,000㎏未満
乗車定員10人以下

教習の費用(通学)

レギュラーコースの教習費用についてはお問い合わせください。

合宿免許(特典付き)

合宿免許(通学合宿)をお考えの方

宿泊費無料
最大2万円まで交通費支給
食費サポート

ほかにも補習・再検定無料や駅から徒歩4分など、ロイヤルならではの合宿を提供しております。

お申込や資料請求

入校日のご案内

13:10 13:10 13:10
18:20 18:20

入校資格

年齢満18歳以上(誕生日1ヶ月前より入校可能)
視力両眼で0.7以上かつ一眼で0.3以上の方、また片眼の方は0.7以上かつ視野150度以上
※眼鏡・コンタクト使用可
色別赤・青・黄の区別ができる方
聴力普通の会話が聞き取れる方

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