中型免許の取り方

中型免許は、平成16年の道路交通法改正により新しくできた免許制度になります。

マイクロバスでの送迎、都市部での配送業務では中型車を用いられるケースが多く見受けられます。ここでは、中型免許の取得方法について解説しておりますので、ご参考していただければと思います。

中型免許の取り方

中型自動車免許(以下、中型免許)の取り方は、大きく分けて2種類です。

  • 免許センター(運転免許試験場)で直接受験する
  • 指定自動車学校を利用する

上記、2つの方法があります

免許センターで受験される場合は、適性試験(視力検査など)と場内試験に合格後に、規程された時間分の路上練習を行い、本試験に合格する必要があります。

指定自動車学校を利用される場合、「通学」と「合宿」の2種類があります。費用、時間などを考慮して選択する事をオススメします。免許を取得するまでの費用と期間に関しては、現有免許によって教習時間が異なります。ここでは、そういった免許の種類ごとの教習時間から取得条件、操作範囲などを解説しています。

中型免許の取得条件

中型自動車免許を取得するためには、以下の条件(特例教習を除く)を満たす事が必要です。

年齢:20歳以上
経験:普通免許、大型特殊免許のいずれかを取得して2年以上経過(免許停止期間を除く)
視力:片眼0.5以上、両眼0.8以上(眼鏡、コンタクト可)で深視力の平均誤差が2㎝以内
色別:赤、青、黄の色別が行える
聴力:10mの距離で90dbの警音器が聞こえる(補聴器可)
運動能力:運転に支障をきたす恐れのある身体障害、病気がないこと

受験資格特例教習

中型免許を取得するためには、年齢、免許経験年数(普通車以上)の条件を満たす必要があります。しかし、受験資格特例教習を修了された方は、その年齢、免許経験年数を引き下げる事が可能になりました。

運転できる自動車

中型免許を取得されると以下の自動車を運転する事が可能です。

項目 条件
車両総重量 7,500㎏以上11,000㎏未満
最大積載量 4,500㎏以上6,500㎏未満
乗車定員 11人以上29人以下

上記項目を1つでも超えてしまうと大型自動車になるため、大型免許が必要になります。

教習時間

教習時間は、現有免許によって異なります。
技能教習時間は、基準時間となります。補修等になった場合は、教習時間が追加となります。

準中型5t限定免許保有

中型免許 教習時間 5t限定有
教習時間 技能教習:11H 学科教習:1H

準中型免許保有

中型免許 教習時間 準中型免許有り
教習時間 技能教習:9H

普通車免許保有

中型免許 教習時間 普通車免許有
教習時間 技能教習:15H 学科教習:1H

教習車

当校の中型車両は、長さ7m54㎝です。

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中型自動車の教習内容

中型免許の教習内容は、以下の通りです。

1段階

1段階は場内となり、基本操作を身に着けて基本的な走行が行える事が目的となります。

教習開始当初は、内外周を使用して発進・停止操作~変速操作を身に着けます。又、車体が大きくなる事による、ハンドル操作・車体後部の確認(ミラー)方法についても身に着けます。その後、右左折、狭路、あい路の通行など徐々に内容を高度化します。

中型免許を取得する際の場内課題(検定課題)は、狭路の通行(S字、クランク)、路端における停車及び発進。あい路の通行などがあります。

曲線狭路コース(S字コース)

普通免許の教習などでも実施される課題です。教習の目的は、内輪差を意識した走行位置を取れるようになり、危険な箇所をミラー、目視による確認を行えるようになる事です。

普通車では苦戦を強いられる事がある課題ですが、中型車になるとミラーで車輪と縁石の間隔を確認できるため、普通車に比べて脱輪を防ぎやすくなります。

曲線狭路コース

攻略のポイント

①i入口を左折で進入する場合は、右前輪を外側の縁石に付けるイメージでハンドルを回します。回し始める時機が早いと、左後輪の脱輪に繋がります。左折中は、左ミラーで左後輪と縁石の間隔を確認します。

②第1カーブは、右前輪を外側の縁石に沿わせるように通行します。その際に、左ミラーで後輪と縁石の間隔を確認しながら修正を加えます。

③左カーブの出口では、次の右カーブに備えて左前輪を外側の縁石に付けるようにします。この時は、アンダーミラーで左前輪と縁石の間隔を確認しながら、縁石に近づけるようにします。

④右カーブでは、左前輪を縁石に沿わせるように通行します。その際、右ミラーで右後輪と縁石の間隔を確認しながら修正を行います。

屈折狭路コース(クランクコース)

屈折狭路コース

普通車でも通過経験のある方が、ほとんどだと思います。屈折狭路「クランク」コースです。
内輪差の理解及び立体障害物(ポール)と車体の間隔を掴みます。

路端における停車及び発進

この課題を通じて習得を目指す目的は、大型車や中型車に多く見られる特有の現象「リヤオーバーハング(振り出し現象)」を理解した運転です。
後輪から車体の最後端が長くなれば長くなるほど、リヤオーバーハングは大きくなります。
当校の教習車両で、停止状態から一杯にハンドルを右に切って発進すると、車体の左後端は最大で約1m横に振り出します。

課題の履行条件は以下の通りです。

①コースの左端に引かれた白線に対して車輪が踏まないように、停止目標のポールに車体の先端(バンパー)を一致させ停止します。
※停止する際、白線から前後輪上の車体が30㎝未満の間隔になるように接近してください。

②停止目標に停止出来たら「完了」の意思表示(申告)を行ってください。

路端における停車及び発進

③車体左前側(ミラー)と前方ポールの接触に注意しつつ、ハンドル切りすぎによるリヤオーバーハングにも注意しながら発進してください。

路端における停車及び発進

攻略のポイント

目標位置へ停止後の発進は、リヤオーバーハングを気にしすぎて前方の接触を起こすことがあります。発進と同時にハンドルを右に切り、前方のポールとの距離を確保しつつ後半はハンドルを戻しながら進むと接触のリスクは抑えられます。

あい路への進入

「あい路への進入」とは、中型車で交差点など右左折先の車両通行帯(車線)や、狭い場所へ適切な誘導を行える技術を身に着ける課題です。

あい路への進入(写真は左折進入)

あい路への進入

「あい路への進入」は右折進入と左折進入の2パターンがあります。写真は左折進入の写真です。
修了検定は左折または右折、どちらか1回の実施となります。

あい路への進入
「あい路の進入」実施方法

①最初は走行線を踏まないように車輪を寄せます。この時、走行線を車輪が踏むと検定は中止行為となります。

②右(左)折先に引かれてある2本の縦の線へ向かっていきます。

③右(左)折先の2本の縦線の中に車体がはみ出ないようにおさめることができれば課題は完了です。

※車体の前側部分を先に納めようとするのではなく、後輪を先に納めるように誘導しましょう。
指定の範囲内におさめた後に「完了」の申告をしてください。
切り返しは3回以内の範囲で行います。1回の切り返しまでは検定での減点はありません。

あい路への進入

2段階

2段階の教習は路上教習を主体としたカリキュラム構成です。
現有免許の種類により、2段階の教習内容は人により大きく変わってきます。
2段階の教習カリキュラムを全部履修すると、最後に卒業検定を受検します。
卒業検定の内容に含まれる課題について紹介していきます。

場内検定(方向変換、または縦列駐車)

卒業検定は場内検定を先に実施します。
場内検定は方向変換(右または左)、縦列駐車のいずれかを行います。

方向変換

方向変換は、向きを変える事が目的となります。加えて、安全な車体の誘導方法及び安全確認の方法と時機について身に着けていただきます。

卒業検定

縦列駐車

縦列駐車は、駐車が目的となります。車体を左右に後退しながら誘導する事で、全体的な後退時の車の動き及び危険個所を理解していただきます。

卒業検定

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