大型二種免許の取り方
大型二種の教習内容
1段階 基本操作及び基本走行
大型二種免許(中型二種)は、常に旅客輸送を想定した運転を行います。
大型二種免許(中型二種)は所持している免許によって、最低教習時限が大きく異なります。
大型二種免許は大型一種の免許を既に保有している場合は、仮免許を取得するための修了検定が免除されます。
(中型二種免許も限定なし中型一種の免許を保有している場合には修了検定は免除となります)
基本的には大型一種と同様の課題(路端における停車および発進、あい路への進入、狭路[S字]の通行)を行いますが、大型二種免許は1段階のうちに卒業検定の場内課題である「鋭角コースの通過」、「縦列駐車」、「方向変換」も行います。
○鋭角コースの通過
鋭角コースは、合計3回以内での切り返しにより通過するものです。
安全を意識した適切な誘導、車輪感覚を身に着けることで信頼をもらえるプロドライバーとなるのです。
左鋭角の解説はコチラから
右鋭角の解説はコチラから(切り返し2回ver)
○方向変換
大型自動車関連で、難易度の高い課題は後退(すなわち、バックです)
大型車特有の車体の長さや死角部分を意識しながら方向変換スペースへ車体を入れます。
方向変換の課題なので、後退スペースへ車体を入れた後は後退で進入した方向の反対側へ出ます。
もし後退の誘導が適切でなく、脱出が難しくなった場合は「幅寄せ」を行ってください。
○縦列駐車
大きな車体での縦列駐車は死角部分が多くあり適切な誘導がなされなければ、縦列駐車コースに車体のすべてを入れることは難しいです。
縦列駐車の課題条件としては、まず縦列駐車コースに車体を平行にし後退誘導で進入する必要があります。
ミラーを除く車体のすべてを縦列駐車コース内に納めます。
車体を納めたら「駐車完了」の申告をお忘れなく。
あとは路端からの発進となりますので、発進のために車内外の確認を忘れず行いコースから安全に脱出しましょう。
○後方間隔
場内課題の「方向変換」、「縦列駐車」のいずれかと「鋭角コースの通過」に併せて、「後方間隔」の課題があります。
車体の後部中心とポールとの間隔を50㎝以内まで接近させ停止させるものです。
○S字(狭路の通行)・あい路のへの進入・路端における停車および発進
○旅客輸送を想定した運転
大型二種免許は、常に旅客輸送を想定した運転が要求されます。
具体的には、揺れない運転(横揺れ、縦揺れ)が必要です。
お客様に不快感を与えない安全な運転とは?
プロドライバーとして100%の安全を提供できる技術と信頼を得られるように教習では練習します。
2段階 応用走行
2段階の主な内容は路上運転となります。
ロイヤルドライビングスクールの路上教習で走行する街の交通量や場所は交通量も程よくあり、免許取得後の実践に最適です。
プロドライバーとして、お客様をより安全快適に輸送するために必要な危険予測(危険回避)能力や、夜間や悪条件下での運転など如何なる場合にでも対処できる応用能力を身に着ける練習を行います。
○指定場所における停車
1段階で習得した旅客輸送を想定した運転を行います。
路上では電柱をバス停(旅客)に見立てた停車を練習します。(卒業検定の路上課題)
「ここから、○本目の電柱に合わせて停車してください。」と言われたら、バスの乗降口である中扉の中心を指定された電柱に合わせて停車します。
停車の際には、
①後方の安全を確かめ(バックミラ―)進路変更の合図をします。
②もう一度、バックミラーおよび直接目視を行います。
③車道の左端まで寄せます。
④停車後は、シフトレバーを「N」にし、「パーキングブレーキ」・「フットブレーキ」を効かせた状態にし、「完了」の申告を行ってください。
⑤申告後はバス車内外の安全を確かめた後、発進の合図を行い、もう一度後方の安全(特に右後方)を確かめた後、発進します。
※この指定場所における停車を合計3回行います。
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