2025年9月1日より普通二種免許の取得方法が変わります

法改正により、2025年9月1日から普通二種免許の取得方法が変わります。ここでは、その内容と新しい取得方法についてご説明していきます。
普通二種免許は3日に?法改正はいつから?その内容とは
新法は2025年9月1日施行されます。普通二種免許を取るための教習は、学科17時限、技能12時限、最短教習日数は3日に短縮(11時限の短縮)されます。また、技能教習の第二段階(応用走行)である「経路の設定」が削除や、所内課題の柔軟化などの改正がされました。
※内閣府令第56号(2025年6月18日公布、9月1日施行)
普通二種免許の取得方法の変更点
項目 | 新法 | 旧法 |
---|---|---|
所持免許 | 普通車以上 | 普通車 |
学科時限 | 17 | 19 |
技能時限 | 12 | 21 |
合計 | 29 | 40 |
最短教習日数 | 3日 | 6日 |
主な改正内容 | 経路設定なし、所内課題の柔軟化など | 経路設定あり |
以上の表のとおり、学科教習は2時限の短縮、技能教習は9時間の短縮、合計で11時間短縮されます。最短教習日数も6日から3日に短縮されています。
法改正後の普通二種免許取得までのスケジュール例
普通車免許以上をお持ちの方
※普通車ATから普通二種AT、普通車MTから普通二種MTの場合。
4日(最短教習日数)の場合
3日で教習を終えて、4日目で卒業検定を行います。
1日目
学科6時間、技能4時間
2日目
学科6時間、技能4時間
3日目
学科5時間、技能4時間
4日目
卒業検定
最短教習日数で普通二種免許を取得する場合、1日9~10時限の教習を行う必要があるため、身体的負荷はかなり高いと言えるでしょう。
6日で卒業する場合(当校の最短教習日数)
5日で教習を終えて、6日目で卒業検定を行います。
1日目
学科3時間、技能3時間
2日目
学科9時間
3日目
学科4時間、技能3時間
4日目
学科1時間、技能3時間
5日目
技能3時間
6日目
卒業検定
教習を5日で行い、6日目に卒業検定を受けて普通二種免許の取得を目指します。(当校の場合)身体的負荷も軽くなり、学びやすい日程となります。
⇒普通二種免許の教習の内容や流れをみる
普通二種免許の取得条件
年齢 | 21歳以上。普通車以上の免許経験が通算して3年以上。 |
経験 | 普通車以上の免許経験が通算して3年以上。 |
視力 | 両眼で0.8以上かつ片眼0.5以上の方。深視力の差が2㎝以内。 ※眼鏡・コンタクト使用可 |
色別 | 赤・青・黄の区別ができる方。 |
学力 | 一般的な日本語の読み書きができ、内容を理解できる |
聴力 | 10mの距離で、90dbの警音器が聞こえる事(補聴器により補われた聴力を含む) |
交通違反 | 違反のある方は事前に、「安全運転センター」に免許取得が可能であるかをご確認下さい |
身体障害 | 自動車の運転に支障を及ぼす身体障害がない(予備検査が必要な場合があります) |
年齢および運転経験については、特例教習を修了された方を除きます。
特例教習を修了すると、19歳から普通二種免許を取得することができます。
⇒特例教習の内容についてくわしく知る
よくある質問
2025年9月1日、内閣府令第56号の附則で施行期日が決められました。
学科教習は17時限、技能教習は12時限、最短教習日数3日で取得、4日目で卒業検定を受け、普通二種免許を取得できるようになりました。また技能教習の第二段階の「経路の設定」が削除され、所内課題の柔軟化などが変わります。
基本は21歳以上。ただし、特例教習を修了すると、19歳から取得可能になります。
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