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バイクの限定解除は難しい?

更新日:2026年5月11日

バイクの限定解除は、一般的に難しいと言われていますがどうなのでしょう?

難しさについては、バイクの限定解除をされた方の主観が入るため、意見が「簡単だった」と「難しかった」に分かれてしまいます。ただ、当校の指導員に尋ねると「ポイントを抑えていれば、基本的には難しくなり」という返答がありました。

そこで、当校の指導員が教習の経験から得た「バイクの限定解除の難易度」と「ポイント」について、解説いたしますので、バイクの限定解除をお考えの方は、参考にしていただければと思います。

バイクの限定解除は難しいのか?

バイクの限定解除の難易度は、解除する内容によって異なります。

例えば、普通二輪小型限定免許を保有されている方が小型限定を解除されたい場合、教習で使用するバイクは400㏄のMT車になります。免許を取得される際に使用した教習車は、125㏄のMTであることから、排気量と車重が変わってきます。
こちらの場合、基本的な操作は変わらないため、重いバイクを扱うためのバランス取りと排気量がアップすることによるパワーに慣れるとスムーズに教習が進んでいきます。

しかし、普通二輪小型AT限定免許を保有されている方が小型限定とAT限定を解除したい場合は、事情が変わってきます。まず、教習で使用するバイクは400㏄のMT車になります。免許を取得される際に使用した教習車は125㏄のATであることから、排気量、車重の違い以外に、クラッチ操作が加わります。クラッチ操作が加わるため、発進停止の操作方法が変わるだけでなく、変速操作(ギアチェンジ)をしなければなりません。
重いバイクを取り扱うバランス取りとパワーに慣れるだけでなく、クラッチ操作を身に着ける必要があるため、難易度は上がってしまいます。

要約すると、免許を取得される際に使用したバイクと限定解除で使用するバイクの違いが少ないと難易度は下がり、違いが多くなると難易度は上がる傾向になります。

そのため、解除する内容によって教習時間が異なります。

教習時間

限定解除の教習時間は以下のようになります。

現有免許  解除内容 解除後の免許 教習時間
普通二輪
AT小型限定
AT限定 普通二輪
小型限定
4h
普通二輪
AT小型限定
AT限定及び
小型限定
普通二輪 8h
普通二輪
AT小型限定
小型限定 普通二輪
AT限定
3h
普通二輪
小型限定
小型限定 普通二輪 5h
普通二輪
小型限定
AT限定による
小型限定
普通二輪AT限定 3h
普通二輪
AT限定
AT限定 普通二輪 5h
大型二輪
AT限定
AT限定 大型二輪 8h

表にもあるように、難易度が高いと想定される限定解除は、教習時間が他と比べて長くなっています。

これまでの説明だと「教習時間が長い=難しい」と思われるかもしれませんが、教習時間が長いということは、バイクに触れる時間が長くります。つまり、教習時間内にバイク慣れる可能性が高くなるので、普通二輪小型AT限定免許を保有されている方が小型限定とAT限定を解除にチャレンジした場合に「難しくなかった」と感じられるケースもあります。

難易度

限定解除の難易度は、現有免許と解除内容によって大きく変わります。

ATのみを解除する

AT限定のみの解除は、難易度は中程度です。

普通二輪AT小型限定免許のAT限定のみを解除する、普通二輪AT限定のATのみを解除するなど、AT限定のみを解除する場合は、クラッチ操作と変速操作(ギアチェンジ)を、掴むことが最大のポイントです。

クラッチ操作と変速操作は、掴むまでに多少の時間がかかるため、難易度が少し上がります。

小型限定のみ解除する

小型限定のみの解除は、比較的難易度は低いです。

難易度が低い理由は、操作方法が大きく変わらないためです。しかし、車体が大きくなり、車重も重くなるため、大きさと車重になれることがポイントになります。但し、大きさや車重に慣れるまでに時間は掛からないため、他の限定解除と比較して難易度は下がります。

AT限定と小型限定を解除する

AT限定と小型限定の解除は、難易度が高くなります。

難易度が高い理由は、操作の複雑さと車重、パワーです。車重が重くなりパワーがあるバイクになると、心理的不安が大きくなります。そこに、初めて経験するクラッチ操作が加わると、難易度は必然的に高くなります。

まずは、クラッチ操作を掴んでいただくだけでも、心理的不安は軽減されます。車体の大きさや車重については、乗りながら慣れていきますので、1つずつ操作手順を覚えるようにすることがポイントです。

普通車の免許によって難易度が変わる

あまり、一般的には言われていませんが、普通車の現有免許によって難易度が変わります。

例えば、普通車と二輪の免許がAT限定の方がバイクのAT限定解除を行う場合、クラッチ操作やギア操作に触れたことが無いため、構造や目的、操作方法を理解するまでに時間を要します。
反対に、普通車がMTで二輪免許がAT限定の方がバイクのAT解除を行う場合、クラッチ操作やギア操作の目的などが早期に理解できるため、スムーズに教習が進みやすくなります。

結局、難しいのか?

これまで、難易度について説明させていただきましたが「結局どうなの?」と感じられるかと思います。

結論から申し上げますと、限定解除は、解除する内容によって「難しい」場合と「容易」な場合があります。但し、どの限定解除においても車重や操作の違いから、教習開始直後は、難しく感じられると思います。

教習開始直後は、難しく感じる限定解除ですが、車体や操作方法に早く慣れることで限定解除をスムーズに進められるようになります。早く慣れるための方法として、以下の方法があります。

イメージトレーニング

ATを限定解除される方は、クラッチ操作、発進停止操作、ギア操作のイメトレが重要です。教習の中だけで、各操作を覚えることが容易ではありません。特に、発進停止、ギア操作などは手順が決まっているので、自宅などでイメトレを行うことができます。
実際に、私もイメトレを各お客様にお願いをしています。ここで、イメトレをされた方とそうでない方の間には、かなりの差が生じています。

イメトレを行い、操作の負担を軽減するだけでも難易度は下がりますので、実践していただきたいと思います。

経験値

バイクは二輪車である以上、バランスを取って運転します。このバランスの取り方については、言葉で説明するよりも体で覚えていただく要素が強いです。これまで培ってきたバランスの取り方は、限定解除をされる際に役立ちます。

力加減についても同様です。ブレーキの握り具合、アクセルの回し具合など操作には加減が必要です。この加減についても、これまでの経験が活かされる部分です。これまで、限定解除の教習をさせていただく中で、多くの方が指導員の理想とする力加減を、早い段階で出来るようになっています。

コース走行においても、経験が活かされます。合図た進路変更の時機、確認の方法、徐行場所の把握など、コースを走行する際に必要な事項が幾つかあります。恐らく、今のバイク免許を取得される際に、幾度となく指導員からアドバイスを受けたかと思います。この時の経験が限定解除をされる際のコース走行にかなり役立ちます。

上記以外にも、それぞれのお客様が経験値を活かしながら教習を進められています。

予習と復習

基本になりますが予習と復習は大切です。

予習については、コース走行の順路やポイントになります。コース走行の順路については、予めコース表が配布されますので、そちらを利用して順路を覚えておくと教習がスムーズです。

復習については、主に操作方法、操作手順になります。イメトレでも記載しましたが、復習やイメトレをすることで次の教習時にスムーズな操作が期待できます。

限定解除の教習内容とポイント

限定解除の教習については、解除する若干ですが内容が異なります。

AT限定のみを解除

AT限定を解除される場合、基本操作でとなる、発進、停止、変速操作の練習を十分に行います。理由としては、バイクのクラッチ操作が初めてであるだけでなく、発進や停止の操作手順、ブレーキなどの操作感覚、バイクの動きを掴んでいただくためです。

基本操作を身に着けていただくと、外周、内周で加減速及び変速操作を練習します。その後は、課題走行、法規走行に順番に教習が進みます。

AT限定解除のポイントは、クラッチ操作と半クラッチです。半クラッチは、エンジンの力がタイヤに伝わり始めて、完全に力が伝わるまでの「間」になります。発進では、エンジンの力を徐々に伝える必要があるため、バイクが動き出す瞬間を探すようにゆっくりと操作してします。低速では、瞬間的に力を与える必要があるため、素早く操作します。
言葉で表現すると、難しく感じると思いますが、教習を進めていく中で感覚として覚えることができるようになります。

このクラッチ操作を覚えると、車体のコントロールもスムーズにできるようなります。特に、MTはATと比較すると、車体を安定させやすいので課題走行でも不安になる可能性は低いです。

課題走行については、ATとMTで操作方法が異なりますが概ねのポイントは同一です。

小型限定のみを解除する

小型限定のみを解除される場合、基本操作である、発進、停止、変速操作(MT)の練習時間が短くなります。これは、保有されている免許の車種と操作方法に大きな違いがないためです。

基本操作を身に着けたあとは、外周、内周で加減速を中心に練習を行い、車体の大きさ、重さなどに慣れていただきます。その後は、課題走行、法規走行の順番に教習が進みます。

小型限定を解除する場合の最大のポイントは、車体の大きさと車重です。排気量が大きくなることから、車体が大きくなり重くなります。従って、取り回しや低速走行は、難易度が上がります。

但し、この大きさや重さについては、慣れるまでに時間が掛からないことが多いことから、教習の中で対応可能です。

走行中は、車体の重さを感じる場面は少ないですが、ATの場合は、クランクなど低速走行時に重さを感じることが出てきます。この場合、アクセルワークで解決をするのですが、アクセルワークの練習は、指導員が実施しますので安心していただければと思います。

AT限定と小型限定を解除する

AT限定と小型限定を同時に解除される場合、基本操作である、発進、停止、変速操作の練習を十分に行います。特に、クラッチ操作については、排気量が大きくなる分、念入りに練習を行います。これまでより、排気量が大きくなる上、車体が重くなり、操作が複雑になるため、練習開始直後は難しく感じると思いますが、反復練習を行うことで、スムーズな操作を身に着けられるようになります。

基本操作を身に着けた後は、外周と内周で加減速、変速操作の練習を行います。加減速では、各操作感覚を身に着けていただきます。アクセルを回した際の、速度の出方やブレーキの掛かり具合を身に着けていただくように練習します。
また、変速操作も重要になります。操作手順と変速操作の時機を掴んでいただくようにします。

その後は、課題走行、法規走行の順番に教習が進みます。

AT限定と小型限定の同時解除のポイントは、クラッチ操作と車重です。

AT限定解除と小型限定解除は、クラッチ操作と車体の大きさに同時に慣れていく必要があります。複雑なクラッチ操作や操作手順を覚えるだけでなく、車重とパワーが加わるため、心理的不安が大きくなるなど、スムーズな操作を行えるようになるために、一定の時間が必要となります。
規定されている教習時間は、他の限定解除と比較して長くなっていますが、有意義に教習を進めるためには、イメージトレーニングや復習が必要です。

教習開始直後は、クラッチ操作に難易度を高く感じると思いますが、少しずつ慣れることが重要です。

実際に、限定解除を希望されるお客様で最も多いのが、AT小型限定のAT小型解除です。AT小型解除をされるお客様の多くが、最初は苦戦しながら最後はスムーズに運転できるようになっています。

課題走行

課題走行では、小型では実施しなかったスラロームが実施されます。この課題は、中速で実施するため、比較的スムーズに通過できるようになります。

例えば、一本橋のバランスの取り方です。一本橋でバランスを取る際は、ハンドルを使用してバランスを取られたと思います。これは、限定解除においても同様です。
クランクにおいても、通過速度、アクセルやクラッチを使う時機を練習されたと思います。この部分については、限定解除でも変わりはありません。

このように、課題走行における根本的なポイントは同様になります。

まとめ

限定解除について悩まれている場合、色々と調べられていると思います。その中には「難しかった」と言われる方もいらっしゃれば「簡単」だと言われている方もいらっしゃったと思います。
この差は、個人的な主観による差であると思います。こちらについては、私達も限定解除をされた方に、感想を伺うと何れかに意見が分かれています。

指導員としては、上記の「イメトレ」「経験値」「予習と復習」「課題走行」で記載した部分を活かしながら受講していただくことで、難しいと言われる部分を時間を使いながら解決できると思います。

当校では、限定解除に関するご相談を承っておりますので、お気軽にご相談ください。また、体験試乗会を開催していますので、実際に参加されてから検討することもできますので、ご参加してみては如何でしょう。

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