登録教習機関である、ロイヤルパワーアップスクールでは、低圧電気取扱業務特別居郁を開催しております。
ここでは、低圧電気取扱業務特別教育について詳細を記載しておりますので、参考にして頂ければと思います。
低圧電気とは、交流で600V以下、直流で750V以下の電圧の事を指します。
低圧電気取扱業務とは、交流600V以下、直流750V以下の充電電路の敷設や修理、低圧の電路のうち充電部が露出している開閉器の操作業務になります。
低圧電気取扱業務特別教育とは、低圧電力(交流600V以下、直流750V以下)での電気災害、労働災害を防止するための特別教育です。
事業者、工場などで作業される方が使用する電気機器には、低圧電気が使われている場合があります。こういった電気を使用した業務では、感電災害を防止する必要があります。感電災害によって亡くなられた方は、高圧よりも低圧の方が多くなる場合があります。このような現状から、労働安全規則により低圧電気取扱業務は「危険または有害な業務」に指定されています。
低圧電気取扱業務特別教育では、感電災害による事故を防止するために、「低圧の電気に関する基礎知識」「低圧用の安全作業用具に関する基礎知識」などを学科講習で実施します。実技では、「低圧の活線作業及び活線近接作業の方法」を実施します。
又、事業者は「危険有害業務」に従事させる場合は、特別教育の実施が労働安全衛生法第59条に定められています。特別教育を実施せず該当業務に従事させて場合、事業者に対して「6ヶ月以下の懲役又は50万円以下の罰金」が罰則として科せられます。
労働安全衛生法において、事業者は感電等の災害を防止するため、従業員を下記の業務に従事させる場合は、安全、衛生の為に特別教育を行うように義務付けています。
低圧の充電電路の敷設もしくは修理の業務 |
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配電盤室、変電室など区画された場所に設置する低圧のうち充電部分が露出している開閉器の操作の業務 |
低圧電気取扱業務特別教育は、学科と実技を2日間で実施します。
学科
低圧の電気に関する基礎知識 | 1H |
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低圧の電気設備に関する基礎知識 | 2H |
低圧用の安全作業用具に関する基礎知識 | 1H |
低圧の活線作業及び活線近接作業の方法 | 2H |
関係法令 | 1H |
実技
低圧の活線作業及び活線近接作業の方法 | 7H |
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低圧電気取扱業務特別教育を受講される場合は、予め登録教習機関で設定されている日程に従って受講しなければなりません。
講習料金のお支払いは、事前に郵便局または銀行に振り込んで下さい(当校専用の郵便振込用紙を使用された場合のみ手数料は当校が負担します)。